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2005年02月19日 (土)

言葉遣いの自然さ (映画:2005/02/19)

<2月19日に観た映画>
『スリーピー・ホロウ』WOWOW:2月19日)
『ジョゼと虎と魚たち』WOWOW:2月19日)

『スリーピー・ホロウ』はジョニー・デップの情けない感じの演技が面白かったですね。『ジョゼと虎と魚たち』は、犬童一心監督、池脇千鶴と妻夫木聡主演。観終わってから気付いたのですが、犬童一心監督作で池脇千鶴が主演した他の映画(『大阪物語』『金髪の草原』)は両方とも劇場公開された時に観に行ってました。ということでこの組み合わせは僕は好きらしいのですが、これも良かったです。池脇千鶴の存在感は何かもう凄まじい感じになっててそれは言わずもがななのですが、それより感心したのは、妻夫木聡がしゃべる言葉の自然さ。映画などでは、自然にしゃべっているように聞こえるセリフであっても、実際はそういう語尾は使わないだろ、とかいうことが結構あります。でもこの映画での妻夫木聡の言葉遣いは、今のある層の大学生が話す言葉として、時代と人間集団をよく切り取ったサンプルになっているのではないかと思います(多分。自分が今大学生ではないので確信持てませんが)。脚本が良いのか、妻夫木聡の演技が良いのかはよくわかりませんけど。ちなみに、日常では絶対使わないと思われる言葉遣いを多用している作品が多いのはもちろんアニメですが、僕は別にそれが悪いことだとは思っていません。念のため。

投稿者 enyu : 2005年02月19日 23:59

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