2010年01月25日 (月)

Twitter

1年半も更新してませんでしたね…。ここのところマスメディアで紹介されることが急に増えて来たTwitterを始めてみました。
http://twitter.com/enyu1977
です。

投稿者 enyu at 23:43 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年06月16日 (月)

スイスから(UEFA EURO 2008™)

また更新が1年近く無かった後に突然ですが、仕事で今スイスの首都・ベルンにいます。スイスとオーストリアで6月14日から開催中のUEFA EURO 2008™の全31試合のうち、グループリーグ第3節の以下の3試合を、ベルンから移動しつつ各地で観戦する日程です。

6月15日 スイス vs ポルトガル(バーゼル
6月17日 フランス vs イタリア(チューリッヒ
6月18日 ギリシャ vs スペイン(ザルツブルク

本日、1試合目のスイスとポルトガルの試合をバーゼルで観て来ました。ポルトガルは既に2勝して決勝トーナメント進出を決めていて、逆にスイスは2敗して敗退が決まっているという状況のいわゆる消化試合だったので、ポルトガルが一部の主力選手を出して来なかった為にクリスティアーノ・ロナウドとかデコは見られず。そこは残念でしたが、せめて1勝を望む地元スイスのサポーターに応えようとするスイス代表のモチベーションの高さもあって、見所の多い面白い試合でした(結果はeuro2008.uefa.comなどでご確認下さい)。

試合会場であるザンクト・ヤーコプ・パルク(FCバーゼルの本拠地)はピッチと観客席が非常に近く、素晴らしく綺麗で試合中の雰囲気も最高でした。ただ、これはもしかしたらヨーロッパではどこでもそうなのかも知れませんが、観客がいつでもどこでも喫煙していて、試合中は常に煙たい。一応スタジアム内は禁煙のようなのですが。そういえば街の中でも歩きタバコや吸殻のポイ捨てをする人を(日本と同じように)たくさん見掛けたので、喫煙マナーはどうやらあまり良くないみたいです。

ベルンバーゼルも、各国から集まって来ているサポーターや地元の人が入り乱れて街の中はお祭り状態になっています。これが2週間続くんですから楽しいとは思いますが、きっと嫌がっている人も結構いるんでしょうね。実際、騒いでいる人達をうっとうしそうに横目で見て歩く年配の女性などを何回か見掛けました。

今日は雨も降ってかなり寒かったので、残り2試合は晴れて暖かくなるといいな、と思っています。

ベルン市内
ベルン市内

ザンクト・ヤーコプ・パルク入口
ザンクト・ヤーコプ・パルク入口

ハカン・ヤキンの得点を喜ぶサポーター
スイスの1点目を喜ぶ人達。右下の座っているおじさんはポルトガルの人のようでした。

投稿者 enyu at 10:52 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年08月08日 (水)

en-yu界 10周年

本日、細々と続けて来た僕のWebサイト「en-yu界」が10周年を迎えました。1997年8月8日にhttp://www.geocities.com/Tokyo/Flats/9221/というアドレス(今は何もありません)で開設して以来、アドレスを何回か替えて来ましたが、今トップページのアクセスカウンターは10,043。移転する際などにブランクがあったりするのであまり正確な数字ではないんですが、平均するとおおよそ1日に3件のアクセスという感じですね。まあ最初の3年ぐらいで5,000ぐらいにはなってたような気がするので、それ以降はほとんどアクセスが無いという状態なんですが…。これからはほとんどこのブログしか更新しないと思いますが、20周年に向けて低空飛行で続けて行きたいと思いますのでこれからもたまに覗きに来て下さいね。

投稿者 enyu at 08:45 | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年06月05日 (火)

追悼:羽田健太郎さん

久し振りの更新がこういう内容になってしまって残念なのですが、羽田健太郎さんが亡くなったというニュースがありました。

asahi.com:ピアニストの羽田健太郎さん死去

まだ58歳だったということですから、早過ぎますよね。僕にとっては何と言っても『超時空要塞マクロス』の音楽の方。あらゆるサウンドトラックの中で僕が今まで一番よく聴いたのは、間違いなくこのマクロスのサントラです。何しろ、初めて自分で買ったCDがマクロスのボーカル集(『超時空要塞マクロス SONGコレクションFOREVER』:VDRY-25005)なんですよ。羽田健太郎さんはあの印象的な主題歌や劇伴曲のほか、劇中でリン・ミンメイ(飯島真理さん)が歌う曲も作曲していて、特に「シルバームーン・レッドムーン」という曲での(おそらく羽田さんによると思われる)軽快なピアノ伴奏が僕は大好きでした。それに、確か自分で買ったわけではなかったのですが、その前に持っていたCDも、偶然にも羽田健太郎さんが音楽を担当していたアニメ『名探偵ホームズ』のサウンドトラック(『テレビアニメーション 名探偵ホームズ オリジナルサウンドトラック』:32ATC-102)で、そう考えると、(異常に聴いていたYMOを除けば)中学生から高校生の頃に僕が一番良く聴いていたのは羽田健太郎さんの音楽だったのかも知れません。編曲や演奏のレベルが高くて、感性が育つ子供の頃に聴いていて良かったと今でも思えます。1990年頃からテレビ東京で放送されていた『タモリの音楽は世界だ!』に出演していた姿も忘れられないですね。「マクロスの人だ!」と思って嬉しかった記憶があります。
実家を出る時にマクロスのCDはほとんど持って出て来ているので、これからも折りにふれ聴き返すことと思います。ご冥福をお祈りします。

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投稿者 enyu at 00:57 | コメント (1) | トラックバック (1)

2007年01月03日 (水)

意味の無い好き嫌いの議論(本:2007/01/02)

<読了>
藤原正彦『国家の品格』(新潮新書

この正月に実家に帰ったところ、200万部を超えるベストセラーになった藤原正彦『国家の品格』(新潮新書があったので読んでみました(内容の要約はAmazonに載っている2行分ぐらいで事足りるぐらいだったので省きます)。
本の種類としては、社会学的な体裁を一見とってはいますが、統計データによる検証などのアプローチは無く、本のタイトルにもなっている「国家」という用語の定義についての検討も特になされていないので、社会学の本とは言えません。基本的には、著者の個人的体験によって出来上がった個人的な信念を表明する「エッセイ」と言うべきものです。また、「日本人」に「固有」の価値を見出し、それが「欧米人」などには無い、という議論の進め方は、よくある数多の日本人論と同じです。ただ、文章は非常に上手で、すらすらと簡単に読めました。この文章の上手さと、外交問題や“教育改革”問題で不安感を抱えている人が多い(と思われる)情況に内容がマッチしていたことが売れた原因でしょうか。
論拠が示されていないこういうエッセイに対しては「ははあ、この人はそう思ってるのね」で終了させるのが普通は正しい態度です。明らかな事実誤認以外の個人的な信念については、好き嫌いを議論しても無意味なのと同じく(無意味でも楽しかったりしますが)、反論不可能ですから。でも、これは部数が200万部を超えてしまった本で、ついうっかりこの本を信じてしまう人も結構いるでしょうから、そういう人に冷静になっていただくためにも、ツッコミどころ満載の中から二点だけ選んで文句をつけておきたいと思います。
まず著者は現状の解釈として、「自由」「平等」は「キリスト教原理主義」によってつくられた「フィクション」であり、「国民は永遠に成熟しない」から「民主主義」はその成立前提が満たされない、と言っています。そして、「自由、平等、民主主義」の「論理」に「酔ってしまった」ことが「現代世界の当面する苦境の真の原因」であるとします。
この前半部分については、「だから何?」と言いたい。「自由」「平等」や、成立前提が満たされていない「民主主義」がフィクションであることについては、全くその通りです。もっと言えば、常識です。なぜなら、これは「事実」ではなくて社会制度を構築する際の「理念」であって、そもそもそれが完全に実現されることを期待されているものではないからです。しかし、著者がこの本の中で「世界の人々に伝えていかなければいけない」と言う「武士道精神」も、そういう意味では同じく「理念」であり「フィクション」です(それによってどんな社会制度が出来上がるのかは『武士道精神』をよく理解していないのでわかりませんが)。「自由、平等、民主主義」については、事実がそうなっていないという意味での「フィクション」である、という点をもって否定するのに、同じ意味で「フィクション」である「武士道精神」については逆に称揚するのは理解できません。これでは、「自由、平等、民主主義」を言い出したのが「欧米人」だから嫌、という単なる好き嫌いですよね。反論不可能の無意味な議論です。逆に、そういう好き嫌いのレベルを超えた、実際の社会制度の構築のための議論を、社会科学は長い間積み上げて来ています。その中で、最も「マシ」な理念として「自由、平等、民主主義」が生き残っているのです。この議論の積み重ねを無視して、それが「現代世界の当面する苦境の真の原因」であってこれからは「武士道精神」なんだ、と言われても説得力がありません。
また、著者は提言(?)として、民主主義がフィクションであることに関連して、「国民は永遠に成熟しない」から「国家」のためには「真のエリート」が必要だ、とも言っています。きっとこの「真のエリート」というのは「武士道精神」を備えている人達なのでしょうが、民主主義がダメだと言うなら、一体誰が(どんな制度が)その「真のエリート」を決めるのでしょうか? 全然わかりません。
著者自身が「女房に言わせると、私の話の半分は誤りと勘違い」(11ページ)と(冗談で)書いていますが、残念ながら全くその通りでした。それでも200万部売れたわけですから、これがどのように読まれたのかという点に非常に興味があります。トンデモ本として読まれたのか、真面目な社会学的な本として読まれたのか。それこそ誰か研究して欲しいですね。

国家の品格
国家の品格
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藤原 正彦
新潮社
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投稿者 enyu at 03:38 | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年11月13日 (月)

PS3買わずにBlu-rayデッキ買いました(Panasonic DMR-BW200)

この土曜日、11月11日にPLAYSTATION3が発売されました。秋葉原のヨドバシカメラでの行列がニュースになったりしていましたが、僕もこの日は朝9:30頃に新宿西口のヨドバシカメラに行ってました。どのぐらい行列が出来ているのか興味もあって行ったのですが、秋葉原ほどではないにしてもやっぱりこっちでも相当並んでましたね。
で、別に単に行列を見に行ったのではなくて、11月15日発売となっていたPanasonicのBlu-rayレコーダー「DMR-BW200」が既に店頭に出ているという情報が前日にあって、初回出荷台数が少なくて品薄になる可能性があるという話が以前にあったこともあり、朝早く買いに行ったわけです。5月にはPS3を買うか買わないか悩んでいたわけですが、今のところプレイしたいゲームも無いので、結局、録画できるBlu-rayデッキを先に買ってしまうことにしました。PLAYSTATION3も多分そのうち買うと思いますけど。
帰宅して設置し(同じPanasonic製のケーブルテレビSTB『TZ-DCH500』と、I-O DATA製HDDレコーダーRec-POT M『HVR-HD250M』とi.LINKで接続)、STBからの予約録画やRec-POT Mからのコピーワンスコンテンツのムーブなどを試してみましたが、全て問題なく出来ました。i.LINKの相性の問題などでこのSTBやRec-POT Mとは上手くつながらないのではないかという不安があって直前まで買うかどうか迷っていたのですが、全く何の問題もなく快適につながって、嬉しい限りです。これでやっとRec-POT Mにたまっている録画番組が保存用メディアに落とせます。あとは昔D-VHSで録ったBSデジタルの番組(コピーワンスが全面化する前のコピーフリーのもの)のBlu-ray化ですね。時間がかかりますけど、番組を見ることよりそれを無劣化で残すこと自体が目的化している状態なので、こういう作業が楽しいんですよ。多分このデッキを今買っている人たちの中にはそういう人も結構多いのでは。
あとはビデオディスクのパッケージ商品ですが、12月6日に『イノセンス』のBlu-ray版が出るようなので、最初はそれを買ってみようと思っています。

イノセンス (Blu-ray Disc)
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント (2006/12/06)
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投稿者 enyu at 00:28 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月30日 (月)

アニメの本数少し減りました

毎クール恒例の(とは言えまだ3回目ですが)、今見ている(+見るつもりの)アニメリストです。こうしてまとめると見忘れ防止になるので良いですね。[新]と付いているのが、前クール分をまとめた時以降に始まった新番組です。

<日曜日>
『金色のコルダ〜primo passo〜』テレビ東京[新]

<月曜日>
『ときめきメモリアル Only Love』テレビ東京[新]
『N・H・Kにようこそ!』tvk
『パンプキン・シザーズ』tvk[新]

<火曜日>
『DEATH NOTE デスノート』日本テレビ[新]
『ゴーストハント』テレビ東京[新]
『ヤマトナデシコ七変化♥』テレビ東京[新]
『BLACK LAGOON The Second Barrage』tvk[新]
『銀色のオリンシス』TOKYO MX[新]
『RED GARDEN』テレビ朝日[新]

<水曜日>
『ネギま!?』テレビ東京[新]
『NANA』日本テレビ
『奏光のストレイン』WOWOW[新](11月1日から)
『武装錬金』テレビ東京[新]
『009-1』BS-i[新]

<木曜日>
『砂沙美☆魔法少女クラブ シーズン2』WOWOW[新]
『護くんに女神の祝福を!』WOWOW[新]
『働きマン』フジテレビ[新]
『あさっての方向。』BS-i[新]
『Kanon』BS-i[新]
『すもももももも〜地上最強のヨメ〜』テレビ朝日[新]

<金曜日>
『ケロロ軍曹』テレビ東京
『くじびき♥アンバランス』キッズステーション[新]
『BLACK BLOOD BROTHERS』キッズステーション[新]
『コードギアス 反逆のルルーシュ』TBS[新]

<土曜日>
『機動警察パトレイバー』NHK衛星第二テレビ)(1989年〜1990年の作品)
『彩雲国物語』NHK衛星第二テレビ
『天保異聞 妖奇士』TBS[新]
『シュヴァリエ』WOWOW
『地獄少女 二籠』アニマックス[新]
『TOKYO TRIBE 2』WOWOW[新](11月11日から)
『ちょこッとSister』キッズステーション
『僕等がいた』キッズステーション

というわけで全部で33本となり、前より少し減りました。春に大量に始まった2クールものが軒並み終了して入れ替わったので、ほとんどが新番組になっています。テレビアニメ全体の本数は相変わらず減っていないようなのですが、僕個人としては、この10月からUHF局の枠でたくさん始まったゲーム原作などのいわゆる美少女アニメ作品をどれも見ていないので、本数が減っています。新番組の中で一番注目していたのはやはりスタッフが豪華な『コードギアス 反逆のルルーシュ』だったのですが、第2話まで見た限りではまだどう転ぶかわかりませんね。変に反米とかナショナリズムの方向に走ることなく、エンターテインメント作品として面白く仕上げて欲しいと思っています。他には、絵を見て声を当てるアフレコではなく、声を収録してから作画するプレスコ形式で制作している『RED GARDEN』が、声優の演技に他作品とは全く違うリズム感が出ていて面白いです。あと、『くじびき♥アンバランス』が予想外に面白かった。第2話まで見たのですが、ドタバタのコメディとしてアニメーションがよく出来ていて楽しいし、全ての登場人物が徹底的に“キャラクター”として描かれていて、“設定”としての感情以外の内面をほとんど感じさせないのが気持ち悪くて面白い。ディズニーのミッキーみたいな感じですね。

投稿者 enyu at 03:25 | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年08月27日 (日)

テアトル池袋 LAST ALLNIGHT

<8月26日に観た映画>
『AKIRA』DSR(デジタルサウンドリニューアル)版(テアトル池袋
『老人Z』HDマスター版(テアトル池袋
『東京ゴッドファーザーズ』テアトル池袋

8月いっぱいで閉館してしまうテアトル池袋での最後のオールナイトイベント、「テアトル池袋 LAST ALLNIGHT」に行って来ました。26日夜から翌朝にかけて行われたのですが、上記の映画3本の上映の他、合間にはプロダクション I.Gの4作品(『xxxHOLiC』『シュヴァリエ』『精霊の守り人』『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』)のプロモーション映像上映や、55名にDVDやポスターなどが当たるプレゼント抽選会、「予告編大会」と題した映画予告編(『老人Z』『MEMORIES』『人狼 JIN-ROH』『イノセンス』『立喰師列伝』『雲のむこう、約束の場所』『メトロポリス』『茄子 アンダルシアの夏』『東京ゴッドファーザーズ』『時をかける少女』『ゲド戦記』『パプリカ』)の上映、さらに『千年女優』『パプリカ』の本編からの一部映像の上映(これはひどい編集の仕方でしたが)があって、かなり盛りだくさんでした。客層は思っていたよりも若めで、20代ぐらいの人がほとんど。カップルや女性だけで来ている人たちもかなりいて、少し意外でしたね。162席は完全に埋まって、特別に少し椅子を出してました。昔(1998年4月24日)テアトル新宿でのアニメ映画のオールナイトに行った時には客がほとんどいなかったのに比べるとほんとに大盛況です。まあイベントの内容が全然違うので当然か。来場者全員プレゼントとして、『老人Z』のB全ポスター2枚などが配られましたが、1991年の映画のB全ポスターがこんなに残っているということが驚き。『老人Z』東京テアトルの出資作品なので、きっと社内で眠ってたんでしょうね。
『AKIRA』『老人Z』は、どちらもDLP上映で、音声は5.1chサラウンドという、マスターの質を最高に引き出した形での上映でした。『AKIRA』のサウンドリニューアル版は、DVDは持ってますが、2002年にこの劇場で上映されていた時には観に行けずに終わっていたので、今回最高の環境で観ることができて本当に良かったです。その環境のおかげなのか、1988年の劇場公開時(当時10歳でした)に観に行ってから今まで何回も観て来た中で、今回初めて全てが腑に落ちる感じで観られました。理解するのに時間かかり過ぎですね。
しかしテアトル池袋が無くなってしまうのは本当に残念です。1980年の開館後、少しの間アニメ映画専門館だった時期もあったそうで、当時のアニメ雑誌でそのことを読んで“東京にはそんな映画館があるんだ…”と思った記憶があります。こういう企画性のある劇場こそ残っていて欲しいんですけどね…。良い映画館でした。その精神が受け継がれていくことを願いつつ。

投稿者 enyu at 23:35 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年08月15日 (火)

『ゲド戦記』原作者ル=グウィン氏による酷評

ついに『ゲド戦記』著者アーシュラ・K・ル=グウィンさんによる今回の映画についてのコメントが出ましたね。僕はまだ映画『ゲド戦記』を観ていないので内容については何とも言えないのですが、これだけ(主にネット上で)悪評が流れていると、ル=グウィンさんが映画についてどう思っているのかが気になるところだったので非常にタイムリーです。

Ursula K. Le Guin: Gedo Senki, a First Response

このコメントでは、宮崎駿氏が制作に関わっていないことへの強い憤りと、映画の内容への不満(と言うより非難)がいくつか述べられています。申し訳程度に動物の描写について誉めているのが、逆にそこしか誉める所が見つからなかったということを物語っていて悲しいですね…。
さらに悲しいのは、この酷評が公にされてしまった理由が、

I did not realise that I was speaking to anyone but him and the few people around us. I would have preferred that a private reply to a private question not be made public. I mention it here only because Mr Goro has mentioned it in his blog.

ということで、ル=グウィンさんのプライベートな場でのコメントを宮崎吾朗監督が勝手に自分のブログに書いてしまったことにあるらしいということです。なんなのですかこの幼稚な行き違いは。
まあそれでも観には行くつもりですけど。原作は1月に1冊目を読んでから結局読み進めていなかったのですが、映画を観る前に読んでおいた方が良さそうですね。

投稿者 enyu at 02:23 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年08月08日 (火)

今見ているアニメは毎週37本

今年度2クール目のアニメ新番組を3週間遅れぐらいで一通り見終わったので、今見ている(+見るつもりの)アニメを自分での整理用にまとめました。[新]と付いているのが、4月にまとめた時以降に始まった新番組です。

<日曜日>
『ARIA The NATURAL』テレビ東京
『スクールランブル二学期』テレビ東京
『ゼロの使い魔』tvk[新]
『うたわれるもの』tvk

<月曜日>
『シムーン』テレビ東京
『N・H・Kにようこそ!』tvk[新]
『ストロベリー・パニック』tvk

<火曜日>
『桜蘭高校ホスト部』日本テレビ
『エンジェル・ハート』日本テレビ
『ガラスの艦隊』テレビ朝日

<水曜日>
『NANA』日本テレビ
『イノセント・ヴィーナス』WOWOW[新]
『いぬかみっ!』テレビ東京
『.hack//Roots』テレビ東京

<木曜日>
『機神咆吼デモンベイン』WOWOW[新](5月から)
『ザ・サード〜蒼い瞳の少女〜』WOWOW
『ハチミツとクローバーII』フジテレビ[新]
『xxxHOLiC』TBS
『ああっ女神さまっ それぞれの翼』TBS
『貧乏姉妹物語』テレビ朝日[新]
『神様家族』アニマックス[新](5月から)

<金曜日>
『ケロロ軍曹』テレビ東京
『ゼーガペイン』BSジャパン
『ウィッチブレイド』TBS

<土曜日>
『風人物語』NHK衛星第二テレビ[新](6月から。2004年の作品)
『機動警察パトレイバー』NHK衛星第二テレビ)(1989年〜1990年の作品)
『彩雲国物語』NHK衛星第二テレビ
『BLOOD+』TBS
『ツバサ・クロニクル 第2シリーズ』NHK教育テレビ
『シュヴァリエ』WOWOW[新](8月19日から)
『少女チャングムの夢』NHK総合テレビ
『ケモノヅメ』WOWOW[新]
『となグラ!』tvk[新]
『ひぐらしのなく頃に』tvk
『コヨーテラグタイムショー』tvk[新]
『ちょこッとSister』キッズステーション[新]
『僕等がいた』キッズステーション[新]

ということで毎週37本です。春の新番組はもともと2クールのものが多かったのと、このリストには載せていませんが、第1話を見て見るのをやめた新番組が今回は4本ほどあったので、今クールは新番組の割合が少なくなりました。全部何かしら理由があって見ているのですが、前クールからの継続番組も含めて特に楽しみにしているのは、『うたわれるもの』『シムーン』『N・H・Kにようこそ!』『桜蘭高校ホスト部』『いぬかみっ!』『ザ・サード〜蒼い瞳の少女〜』『ハチミツとクローバーII』『xxxHOLiC』『神様家族』『ゼーガペイン』『ウィッチブレイド』『BLOOD+』『シュヴァリエ』『僕等がいた』といったところです(他のも楽しんでないわけじゃないですよ、念のため)。

投稿者 enyu at 22:39 | コメント (4) | トラックバック (0)