2007年01月03日 (水)

意味の無い好き嫌いの議論(本:2007/01/02)

<読了>
藤原正彦『国家の品格』(新潮新書

この正月に実家に帰ったところ、200万部を超えるベストセラーになった藤原正彦『国家の品格』(新潮新書があったので読んでみました(内容の要約はAmazonに載っている2行分ぐらいで事足りるぐらいだったので省きます)。
本の種類としては、社会学的な体裁を一見とってはいますが、統計データによる検証などのアプローチは無く、本のタイトルにもなっている「国家」という用語の定義についての検討も特になされていないので、社会学の本とは言えません。基本的には、著者の個人的体験によって出来上がった個人的な信念を表明する「エッセイ」と言うべきものです。また、「日本人」に「固有」の価値を見出し、それが「欧米人」などには無い、という議論の進め方は、よくある数多の日本人論と同じです。ただ、文章は非常に上手で、すらすらと簡単に読めました。この文章の上手さと、外交問題や“教育改革”問題で不安感を抱えている人が多い(と思われる)情況に内容がマッチしていたことが売れた原因でしょうか。
論拠が示されていないこういうエッセイに対しては「ははあ、この人はそう思ってるのね」で終了させるのが普通は正しい態度です。明らかな事実誤認以外の個人的な信念については、好き嫌いを議論しても無意味なのと同じく(無意味でも楽しかったりしますが)、反論不可能ですから。でも、これは部数が200万部を超えてしまった本で、ついうっかりこの本を信じてしまう人も結構いるでしょうから、そういう人に冷静になっていただくためにも、ツッコミどころ満載の中から二点だけ選んで文句をつけておきたいと思います。
まず著者は現状の解釈として、「自由」「平等」は「キリスト教原理主義」によってつくられた「フィクション」であり、「国民は永遠に成熟しない」から「民主主義」はその成立前提が満たされない、と言っています。そして、「自由、平等、民主主義」の「論理」に「酔ってしまった」ことが「現代世界の当面する苦境の真の原因」であるとします。
この前半部分については、「だから何?」と言いたい。「自由」「平等」や、成立前提が満たされていない「民主主義」がフィクションであることについては、全くその通りです。もっと言えば、常識です。なぜなら、これは「事実」ではなくて社会制度を構築する際の「理念」であって、そもそもそれが完全に実現されることを期待されているものではないからです。しかし、著者がこの本の中で「世界の人々に伝えていかなければいけない」と言う「武士道精神」も、そういう意味では同じく「理念」であり「フィクション」です(それによってどんな社会制度が出来上がるのかは『武士道精神』をよく理解していないのでわかりませんが)。「自由、平等、民主主義」については、事実がそうなっていないという意味での「フィクション」である、という点をもって否定するのに、同じ意味で「フィクション」である「武士道精神」については逆に称揚するのは理解できません。これでは、「自由、平等、民主主義」を言い出したのが「欧米人」だから嫌、という単なる好き嫌いですよね。反論不可能の無意味な議論です。逆に、そういう好き嫌いのレベルを超えた、実際の社会制度の構築のための議論を、社会科学は長い間積み上げて来ています。その中で、最も「マシ」な理念として「自由、平等、民主主義」が生き残っているのです。この議論の積み重ねを無視して、それが「現代世界の当面する苦境の真の原因」であってこれからは「武士道精神」なんだ、と言われても説得力がありません。
また、著者は提言(?)として、民主主義がフィクションであることに関連して、「国民は永遠に成熟しない」から「国家」のためには「真のエリート」が必要だ、とも言っています。きっとこの「真のエリート」というのは「武士道精神」を備えている人達なのでしょうが、民主主義がダメだと言うなら、一体誰が(どんな制度が)その「真のエリート」を決めるのでしょうか? 全然わかりません。
著者自身が「女房に言わせると、私の話の半分は誤りと勘違い」(11ページ)と(冗談で)書いていますが、残念ながら全くその通りでした。それでも200万部売れたわけですから、これがどのように読まれたのかという点に非常に興味があります。トンデモ本として読まれたのか、真面目な社会学的な本として読まれたのか。それこそ誰か研究して欲しいですね。

国家の品格
国家の品格
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藤原 正彦
新潮社
売り上げランキング: 67

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2006年07月15日 (土)

Amazonで雑誌(本:2006/07/15)

<購入>
上野千鶴子、宮台真司、斎藤環、小谷真理 他『バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?』(双風舎
鶴田謙二ほか『日本ふるさと沈没』(徳間書店/ANIMAGE COMICS SPECIAL)
ゆうきまさみ『鉄腕バーディー』第13巻(小学館/ヤングサンデーコミックス)
『月刊ニュータイプ』8月号(角川書店
『アニメージュ』8月号(徳間書店
『月刊コミックフラッパー』8月号(メディアファクトリー
『月刊コミックビーム』8月号(エンターブレイン

<読了>
志村貴子『放浪息子』第5巻(エンターブレイン/BEAM COMIX)

最近はAmazon.co.jpでも雑誌がだいぶ購入できるようになりました。今日買った(と言うか届いた)雑誌は、今までは毎月駅前の本屋で買ってたんですけど、その本屋が今月頭に別の場所に移転してしまったので、これからはAmazon.co.jpでもいいかな。宣伝みたいですけど。

バックラッシュ!  なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?
宮台 真司 上野 千鶴子 斎藤 環 小谷 真理
双風舎 (2006/06/26)
日本ふるさと沈没
日本ふるさと沈没
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鶴田 謙二
徳間書店 (2006/06/30)
鉄腕バーディー 13 (13)
鉄腕バーディー 13 (13)
posted with amazlet on 06.07.16
ゆうき まさみ
小学館 (2006/07/05)
放浪息子5
放浪息子5
posted with amazlet on 06.07.16
志村 貴子
エンターブレイン (2006/06/26)
コミックビーム 2006年 08月号 [雑誌]

エンターブレイン (2006/07/12)

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2006年04月10日 (月)

エウレカセブンのポスターとNew Order(本:2006/04/10)

<購入>
『月刊ニュータイプ』5月号(角川書店
『アニメージュ』5月号(徳間書店
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.19(小学館
影崎由那『かりん』第8巻(角川書店/角川コミックス ドラゴンJr.)

『月刊ニュータイプ』5月号には『交響詩篇エウレカセブン』のB2版ポスターが付いていたんですが、ポスター全体を11コマに分けて、真ん中のコマ以外のそれぞれのコマの絵に1つずつ英語の短文をあしらう形のデザインになっていたんですね。それを見た時、どの英文もどこかで聞いたことがあるフレーズだなあと思ったんですが、ほとんどがNew Orderの曲の歌詞の一部だと気付きました。
↓こんな感じです。持ってる人は確かめてみて下さい。

・左1段目 May the sun shine bright for you:Primal Screamの曲名
・左2段目 I've never met anyone quite like you before.:New Order「Temptation」の歌詞
・左3段目 When we kiss we speak as one, With a single breath this world is gone.:New Order「Everyone Everywhere」の歌詞
・左4段目 It's called love And it belongs to us.:New Order「Thieves Like Us」の歌詞

・中央上 How does it feel? Tell me how do I feel? :New Order「Blue Monday」の歌詞
・中央下 When you wish upon a planet!:「When you wish upon a star」のもじり?

・右1段目 She is a bit of an enigma.:不明
・右2段目 Every little counts, When I am with you.:New Order「Every Little Counts」の歌詞
・右3段目 Then love, love will tear us apart again.:Joy Division「Love Will Tear Us Apart」の歌詞
・右4段目 I know you know We believe in a land of love.:New Order「Perfect Kiss」の歌詞

吉田健一さんの線画にこの歌詞という組み合わせは完全にツボです。さっそく部屋に飾りました。
でも、いくら探しても『月刊ニュータイプ』本誌やポスターのどこにも引用元が書いてないんですよね。『交響詩篇エウレカセブン』では、各エピソードタイトルとかでこの辺りからの引用が多用されていたのでそれと同じノリでやってるんでしょうけど、ポスターに歌詞をそのまま使う今回のような場合は引用元を明示するべきだったのでは。

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2006年03月20日 (月)

本:2006/03/20

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.16(小学館

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2006年03月18日 (土)

本:2006/03/18

<購入>
ダン・ブラウン/越前敏弥訳『ダ・ヴィンチ・コード』上・中・下巻(角川文庫)
マイク・レズニック/内田昌之訳『キリンヤガ』(ハヤカワ文庫SF)

『ダ・ヴィンチ・コード』ですが、この文庫版が今どの書店でも大量に平積みされていますね。流れに乗って(かなり乗り遅れですが)買ってみました。

ダ・ヴィンチ・コード(上)
ダン・ブラウン 越前 敏弥
角川書店 (2006/03/10)
ダ・ヴィンチ・コード(中)
ダン・ブラウン 越前 敏弥
角川書店 (2006/03/10)
ダ・ヴィンチ・コード(下)
ダン・ブラウン 越前 敏弥
角川書店 (2006/03/10)
キリンヤガ
キリンヤガ
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マイク レズニック Mike Resnick 内田 昌之
早川書房 (1999/05)
売り上げランキング: 108,953

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2006年03月15日 (水)

本:2006/03/15

<購入>
『週刊少年サンデー』No.15(小学館

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2006年03月14日 (火)

本:2006/03/14

<購入>
『月刊コミックビーム』4月号(エンターブレイン
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.15(小学館

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2006年03月10日 (金)

本:2006/03/10

<購入>
『月刊ニュータイプ』4月号(角川書店
『アニメージュ』4月号(徳間書店

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2006年03月08日 (水)

本:2006/03/08

<購入>
『週刊少年サンデー』No.14(小学館

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2006年03月06日 (月)

本:2006/03/06

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.14(小学館
『月刊コミックフラッパー』4月号(メディアファクトリー

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2006年03月04日 (土)

本:2006/03/04

<購入>
吉崎観音『ケロロ軍曹』第12巻(角川書店/角川コミックス・エース)
石田敦子『アニメがお仕事!』第4巻(少年画報社/YKコミックス)

ケロロ軍曹 (12)
ケロロ軍曹 (12)
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吉崎 観音
角川書店 (2006/02/25)
アニメがお仕事! 4巻 (4)
石田 敦子
少年画報社 (2006/02/27)

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2006年03月02日 (木)

『S-Fマガジン』創刊600号 & 『楽園の泉』読了(本:2006/03/02)

<購入>
『S-Fマガジン』4月号(早川書房

<読了>
アーサー・C・クラーク/山高昭訳『楽園の泉』(ハヤカワ文庫SF)

『S-Fマガジン』は「創刊600号記念特大号」。50年続いているというのはやはり立派ですよね。それから『楽園の泉』ですが、素晴らしかったです。ひとつひとつの場面が圧倒的に美しくて、過去と現代(22世紀ですが)の場面を因縁でつないで行き来する構成も面白い。今までアーサー・C・クラークの小説はかなりの数読んで来ましたが、これはその中でもベストに近いです。1979年に書かれたものですが、作品内で描かれている22世紀の世界でのコンピュータネットの姿が、現代のインターネットを使う身から見ても全く違和感がなくて、作者の先を見る目の確かさにも改めて感心しました。

楽園の泉
楽園の泉
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アーサー・C. クラーク Arthur C. Clarke 山高 昭
早川書房 (2006/01)

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2006年03月01日 (水)

本:2006/03/01

<購入>
『週刊少年サンデー』No.13(小学館

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2006年02月27日 (月)

本:2006/02/27

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.13(小学館
『月刊アフタヌーン』4月号(講談社

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2006年02月22日 (水)

本:2006/02/22

<購入>
『週刊少年サンデー』No.12(小学館

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2006年02月20日 (月)

本:2006/02/20

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.12(小学館
『ビッグコミックオリジナル』No.5(小学館

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2006年02月17日 (金)

『魔王』読了(本:2006/02/17)

<読了>
伊坂幸太郎『魔王』(講談社

伊坂幸太郎さんの作品は初めて読みました。これはどうやら他の作品とはちょっと雰囲気が違う異色作だということのようですが、非常に読みやすい文体で面白かったです。憲法問題やファシズムの問題を扱ってはいますが、それが直接のテーマというわけではなくて、不気味な社会の流れ・雰囲気に人々が無自覚に押し流されて行く中で、自分だけがその不気味さに気付いている、ということの恐怖を描いたサイコサスペンスという感じになっています。この「自分だけが気付いている」というのは本人以外から見ると独善的な思考にしか見えないのですが、社会の中には、独善的であってもそういう主張をする人が一定数必要ですよね。何も考えないで流れに乗るフリーライダーばかりになってしまったら、それこそ不気味ですから。

魔王
魔王
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伊坂 幸太郎
講談社 (2005/10/20)

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2006年02月16日 (木)

『SFが読みたい!』& 映画『ドラえもん』特集(本:2006/02/16)

<購入>
SFマガジン編集部編『SFが読みたい! 2006年版』(早川書房
『クイック・ジャパン』vol.64(太田出版

毎年恒例の『SFが読みたい!』が今年も出ました。誌上で発表されている「ベストSF2005」の国内篇第1位は小川一水『老ヴォールの惑星』(ハヤカワ文庫JA)、海外篇第1位はグレッグ・イーガン/山岸真訳『ディアスポラ』(創元SF文庫)。両方とも読みましたが、1位にふさわしい内容だったので納得。『クイック・ジャパン』vol.64は特集「永久保存版 映画『ドラえもん』」。『ドラえもん のび太の恐竜2006』公開記念ということですが、芝山努さん他による過去の映画『ドラえもん』全25作品の解説などがあって、熱い企画ですねー。永久保存しますよ。

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2006年02月15日 (水)

本:2006/02/15

<購入>
『週刊少年サンデー』No.11(小学館

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2006年02月13日 (月)

スピリッツはどこへ(本:2006/02/13)

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.11(小学館

信濃川日出雄『fine』が連載スタートしてましたが、去年始まった花沢健吾『ボーイズ・オン・ザ・ラン』に続いて、これもヘタレな感じの27歳の男が主人公。スピリッツはヘタレ向け『R25』みたいになって来てて良い感じです。

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2006年02月11日 (土)

『航路』下巻読了(本:2006/02/11)

<読了>
コニー・ウィリス/大森望訳『航路』下巻(ソニー・マガジンズ

面白かったです。上・下巻合わせて全3部に分かれているのですが、第2部の終わりでの衝撃的な展開には本当にびっくりしました。全体として非常に上手に構成されているので、最後に心臓病の女の子「メイジー」が経験する、物語の終着点として全ての要素が収束した形で起こる出来事には、特に意外性はなくて作者の意図がわかってはいるんだけれども思わず感動してしまいます。テーマである「臨死体験」の描写を通じては、「死」が宗教性を排除して比喩の形で非常に冷徹に描かれていて、特に第3部では怖くなるほどです。だから、最後に少しだけ出てくる宗教的なイメージは蛇足に感じました。そこだけは意味がよくわかりませんでしたね…。

航路(下)
航路(下)
posted with amazlet on 06.02.20
コニー ウィリス 大森 望
ソニーマガジンズ (2002/10/08)
売り上げランキング: 13,635

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2006年02月10日 (金)

本:2006/02/10

<購入>
あさりよしとお『荒野の蒸気娘』第1巻(ワニブックス/GUM COMICS)
『月刊ニュータイプ』3月号(角川書店
『アニメージュ』3月号(徳間書店
『月刊コミックビーム』3月号(エンターブレイン
『スタジオ・ボイス』3月号(INFASパブリケーションズ

荒野の蒸気娘 (1)
荒野の蒸気娘 (1)
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あさり よしとお
ワニブックス (2006/01/25)

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2006年02月08日 (水)

本:2006/02/08

<購入>
『週刊少年サンデー』No.10(小学館

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2006年02月06日 (月)

スピリッツに冬目景読み切り作品(本:2006/02/06)

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.10(小学館
『月刊コミックフラッパー』3月号(メディアファクトリー

『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.10には読み切りで冬目景『ももんち』が掲載。ついにスピリッツにも冬目景作品が載る日が来たんですねえ。首尾良く連載化されることを希望。

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2006年02月02日 (木)

本:2006/02/02

<購入>
有川浩『海の底』(メディアワークス
伊坂幸太郎『魔王』(講談社
林譲治『ストリンガーの沈黙』(早川書房/ハヤカワSFシリーズJコレクション)
原作:BONES/漫画:片岡人生、近藤一馬『交響詩篇エウレカセブン』第3巻(角川書店/角川コミックス・エース)

積ん読本を減らそうとは思っているんですが、またいろいろ買ってしまいました。

海の底
海の底
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有川 浩
メディアワークス (2005/06)
売り上げランキング: 2,563
魔王
魔王
posted with amazlet on 06.02.12
伊坂 幸太郎
講談社 (2005/10/20)
ストリンガーの沈黙
ストリンガーの沈黙
posted with amazlet on 06.02.12
林 譲治
早川書房 (2005/11)
交響詩篇エウレカセブン (3)
片岡 人生 近藤 一馬 BONES
角川書店 (2006/01/26)

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2006年02月01日 (水)

『航路』上巻読了(本:2006/02/01)

<購入>
『週刊少年サンデー』No.9(小学館

<読了>
コニー・ウィリス/大森望訳『航路』上巻(ソニー・マガジンズ

コニー・ウィリス『航路』は、臨死体験を題材にしたSF医学ミステリー(&コメディ)。SFマガジン編集部編『SFが読みたい! 2003年版』(早川書房での「ベストSF2002」海外篇第1位の本です。2004年の3月に購入してから今まで積んでいて、その間に文庫化もされてしまっていましたがようやく読みました。引き続き下巻も読み進め中。

航路(上)
航路(上)
posted with amazlet on 06.02.12
コニー ウィリス 大森 望
ソニーマガジンズ (2002/10/08)
売り上げランキング: 13,014

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2006年01月30日 (月)

本:2006/01/30

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.9(小学館
『S-Fマガジン』3月号(早川書房

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2006年01月27日 (金)

本:2006/01/27

<購入>
アーシュラ・K・ル・グィン/小尾芙佐・他訳『風の十二方位』(ハヤカワ文庫SF)

ル・グィンの短編集です。

風の十二方位
風の十二方位
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アーシュラ・K・ル・グィン 小尾 芙佐 アーシュラ・K・ル=グウィン Ursula K. Le Guin
早川書房 (1980/07)
売り上げランキング: 93,464

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2006年01月26日 (木)

ハードSF作品2つ(本:2006/01/26)

<購入>
アーサー・C・クラーク/山高昭訳『楽園の泉』(ハヤカワ文庫SF)
ジェイムズ・P・ホーガン/小隅黎訳『断絶への航海』(ハヤカワ文庫SF)

両方ともいわゆるハードSFの巨匠の作品。特に『楽園の泉』は軌道エレペーターを題材にした話で、前から読みたかった本です。ただここ数年はなかなか書店に置いていなくて読んでなかったのですが、今回久し振りに版を重ねたようで早速購入しました。

楽園の泉
楽園の泉
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アーサー・C. クラーク Arthur C. Clarke 山高 昭
早川書房 (2006/01)
断絶への航海
断絶への航海
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ジェイムズ・P. ホーガン James P. Hogan 小隅 黎
早川書房 (2005/02)
売り上げランキング: 126,531

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2006年01月25日 (水)

本:2006/01/25

<購入>
『週刊少年サンデー』No.8(小学館
『月刊アフタヌーン』3月号(講談社

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2006年01月23日 (月)

再び表紙(+帯)買い(本:2006/01/23)

<購入>
赤松健『魔法先生ネギま!』第13巻(講談社/講談社コミックス)
ハロルド作石『BECK』第25巻(講談社/KCデラックス)
陽気婢『眠れる惑星』第1巻(小学館/サンデーGXコミックス)
賀東招二『フルメタル・パニック! 燃えるワン・マン・フォース』(富士見ファンタジア文庫)
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.8(小学館

連載誌の『月刊サンデーGX』を読んでいないので陽気婢『眠れる惑星』は知らなかったのですが、書店で見て購入。「ある朝、目覚めると家族をはじめすべての人類が眠りについていた」(帯より)という、世界が自分を置いて勝手に去っていってしまうJ・G・バラード的な設定なのですが、そこは陽気婢さんなので「彼は目覚める気配がない世界で欲望のまま自由を満喫する」(同)ということになるようです。まだ読んでませんが非常に面白そう(だから買ったんですけど)。

魔法先生ネギま! (13)
魔法先生ネギま! (13)
posted with amazlet on 06.01.24
赤松 健
講談社 (2006/01/17)
BECK 25 (25)
BECK 25 (25)
posted with amazlet on 06.01.24
ハロルド作石
講談社 (2006/01/17)
眠れる惑星 1 (1)
眠れる惑星 1 (1)
posted with amazlet on 06.01.24
陽気婢
小学館 (2006/01/19)

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2006年01月21日 (土)

本:2006/01/21

<読了>
藤沢とおる『TOKKO』第3巻(講談社/アフタヌーンKC)

ますますグロいですね…。

TOKKO 3 (3)
TOKKO 3 (3)
posted with amazlet on 06.01.23
藤沢 とおる
講談社 (2004/06/23)
売り上げランキング: 51,286

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2006年01月18日 (水)

本:2006/01/18

<購入>
『週刊少年サンデー』No.7(小学館

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2006年01月17日 (火)

TOKKO(本:2006/01/17)

<読了>
藤沢とおる『TOKKO』第1巻、第2巻(講談社/アフタヌーンKC)

うーんグロいですね…。

TOKKO 1 (1)
TOKKO 1 (1)
posted with amazlet on 06.01.23
藤沢 とおる
講談社 (2004/02/06)
売り上げランキング: 101,491
TOKKO 2 (2)
TOKKO 2 (2)
posted with amazlet on 06.01.23
藤沢 とおる
講談社 (2004/02/06)
売り上げランキング: 101,492

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2006年01月16日 (月)

本:2006/01/16

<購入>
福島聡『機動旅団八福神』第3巻(エンターブレイン/BEAM COMIX)
SABE『ブルマー200X』(ワニマガジン社
『ワールドガイド エウレカセブン TR1:NEW WAVE THE MAGAZINE OF GAME ray=out』(メディアワークス/電撃ムックシリーズ)
『月刊コミックフラッパー』2月号(メディアファクトリー
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.7(小学館

機動旅団八福神 3巻
機動旅団八福神 3巻
posted with amazlet on 06.01.23
福島 聡
エンターブレイン (2005/12/26)
ブルマー200X―日本語版
SABE
ワニマガジン社 (2005/12)

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2006年01月13日 (金)

本:2006/01/13

<購入>
二ノ宮知子『のだめカンタービレ』第14巻(講談社/講談社コミックスキス)

<読了>
二ノ宮知子『のだめカンタービレ』第14巻(講談社/講談社コミックスキス)

第13巻まで読んだと思ったらちょうど第14巻が発売されてました。という訳で早速購入して読了。

のだめカンタービレ #14 (14)
二ノ宮 知子
講談社 (2006/01/13)

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2006年01月11日 (水)

本:2006/01/11

<購入>
『月刊コミックビーム』2月号(エンターブレイン

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2006年01月10日 (火)

本:2006/01/10

<購入>
『月刊ニュータイプ』2月号(角川書店
『アニメージュ』2月号(徳間書店

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2006年01月08日 (日)

『空の中』読了(本:2006/01/08)

<購入>
二ノ宮知子『のだめカンタービレ』第11巻〜第13巻(講談社/講談社コミックスキス)

<読了>
有川浩『空の中』(メディアワークス
二ノ宮知子『のだめカンタービレ』第11巻〜第13巻(講談社/講談社コミックスキス)

有川浩『空の中』は、原因不明の航空事故が連続して起こったという状況の中で、一組の男女と一組の少年少女が知性を持った謎の生物に出会う話。最高に面白かったです。SF的要素はもちろん、恋愛要素やジュブナイル、航空産業の疑似ドキュメンタリー的要素など、いろいろなネタが過不足無く織り込まれていてバランスがとても良いし、登場人物の話す土佐弁で醸し出される雰囲気にも独特の味があります。あと、主人公の一人である事故で父親を亡くした少年は、「間違った」ことを悔いて悩みさらに「間違って」しまうのですが、この「間違う」という言葉の使い方が印象的でした。ここでは、人と人(この作品の場合は“人”に限りませんが)との関係を壊してしまうような行いをしてしまうこと、といった限定的な意味で使われていて、作品全体を通じて、「間違え」てしまったらどうすべきなのか、ということがテーマになっています。終盤でその答えを語る「宮じい」の言葉は清々しいほどに明快で、思わず信じてしまいそうになります。

空の中
空の中
posted with amazlet on 06.01.14
有川 浩
メディアワークス (2004/10/30)
売り上げランキング: 4,157
のだめカンタービレ (11)
二ノ宮 知子
講談社 (2005/01/13)
売り上げランキング: 141
のだめカンタービレ (12)
二ノ宮 知子
講談社 (2005/05/13)
売り上げランキング: 119
のだめカンタービレ (13)
二ノ宮 知子
講談社 (2005/09/13)
売り上げランキング: 9

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2006年01月05日 (木)

本:2006/01/05

<購入>
二ノ宮知子『のだめカンタービレ』第9巻、第10巻(講談社/講談社コミックスキス)

<読了>
二ノ宮知子『のだめカンタービレ』第9巻、第10巻(講談社/講談社コミックスキス)

どんどん読んでます。

のだめカンタービレ (9)
二ノ宮 知子
講談社 (2004/06/11)
売り上げランキング: 169
のだめカンタービレ (10)
二ノ宮 知子
講談社 (2004/09/13)
売り上げランキング: 158

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表現手段(本:2006/01/04)

<購入>
原作:乙一/漫画:大岩ケンヂ『GOTH』(角川書店/角川コミックス・エース)
『週刊ビッグコミックスピリッツ』1.26増刊(『増刊ビッグコミックスピリッツCasual』No.9)(小学館
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.5・6合併号(小学館
『週刊少年サンデー』No.5・6合併号(小学館

<読了>
二ノ宮知子『のだめカンタービレ』第5巻〜第8巻(講談社/講談社コミックスキス)
木尾士目『げんしけん』第7巻(講談社/アフタヌーンKC)

評判が良かったらしいマンガ版の『GOTH』も買ってみました。まだ読んでませんが、一見したところ大岩ケンヂさんの絵は原作のキャラクターのイメージにバッチリ合ってますね。『のだめカンタービレ』は8巻まで読了。笑えます。キャラクターの表情が特に面白い。ところで、主人公(かな? 一応)の「のだめ」こと「野田恵」の他、この作品では才能豊かな音大の学生が多数登場しますが、誰もが当然楽譜は読めて、技量の差はあるにせよ皆何かの楽器が演奏できるわけです。こういう世界を見ると、楽譜の読み方も忘れかけている僕としては楽器ができる人が本当にうらやましくなりますね。『げんしけん』でも、絵(マンガ)が描けて「コミフェス」(つまりコミケ)に自分の作品を出す人と、絵は描けないけどそれを手伝う人、という対比があって、今度は絵が描ける人がうらやましくなります。要するに、楽器でも絵でも、何か表現手段が身に付いている人は楽しそうだなあと。僕も、10代前半の頃にはマンガの道具を結構本格的に揃えて自分の作品を描いてみたりしてましたし、高校の時にはかなり高価なシンセサイザー(KORG 01/W FD)を買って学校の軽音楽部でバンドやったり打ち込みで音楽作ったりしてたんですけど、両方とも今あんまり身に残ってないです。絵も描けず楽譜も読めない。もったいないなあ…。

GOTH
GOTH
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乙一 大岩 ケンヂ
角川書店 (2003/06)
売り上げランキング: 4,179
のだめカンタービレ (5)
二ノ宮 知子
講談社 (2003/03/13)
売り上げランキング: 140
のだめカンタービレ (6)
二ノ宮 知子
講談社 (2003/07/11)
売り上げランキング: 168
のだめカンタービレ (7)
二ノ宮 知子
講談社 (2003/10/10)
のだめカンタービレ (8)
二ノ宮 知子
講談社 (2004/03/12)
売り上げランキング: 182
げんしけん 7 (7)
げんしけん 7 (7)
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木尾 士目
講談社 (2005/12/22)

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2006年01月02日 (月)

『影との戦い ゲド戦記I』読了(本:2006/01/02)

<読了>
アーシュラ・K・ル=グウィン/清水真砂子訳『影との戦い ゲド戦記I』(岩波書店

全6冊のうちの1冊目を読みました。少年ゲドが魔法使いとして青年になり、その過程で自分の傲慢が生み出してしまった「影」と対峙するというストーリーの寓意性と、その中で世界の「均衡」や言葉の大切さ、礼儀の大切さが巧みに語られる構成が素晴らしいです。自分に子供がいたら間違いなく読ませたいですね。でも、同時期に書かれた同じ著者の『闇の左手』を先に読んでいる身からすると、『闇の左手』に色濃くあったフェミニズム的視点がこの本には全く感じられないのが不思議でした。物語世界の「アースシー」で社会的地位が高いとされる「魔法使い」は皆男性で、女性はほとんど活躍せず、出て来たとしてもゲドを惑わす魔女だったりという具合で、昔ながらの性別キャラクター設定をそのまま使っている感じです。…と書きながらも、3冊目までの三部作が出てからだいぶ後になって出版された4冊目『帰還 ゲド戦記最後の書』でその辺りも含めてひっくり返されるとなんとなく聞いているので、読むのがさらに楽しみになって来ました。

影との戦い―ゲド戦記 1
アーシュラ・K. ル・グウィン 清水 真砂子 Ursula K. Le Guin
岩波書店 (2000/00)
売り上げランキング: 27,400

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2005年12月31日 (土)

『GOTH』文庫版2冊読了(本:2005/12/31)

<読了>
乙一『GOTH 夜の章』(角川文庫)
乙一『GOTH 僕の章』(角川文庫)

かなり気持ち悪い描写もありましたが許容範囲内。ミステリらしい意外性も程良くあって、面白かったです。ヒロイン(?)「森野夜」の無愛想キャラクターはかなり好き。絵が下手なところとか正直萌えました。ところで乙一さんって1978年生まれですよね。最近、自分より年下の作家さんの活躍が非常に多くて、自分が年とったのを実感します。

GOTH 夜の章
GOTH 夜の章
posted with amazlet on 06.01.01
乙一
角川書店 (2005/06/25)
売り上げランキング: 1,880
GOTH 僕の章
GOTH 僕の章
posted with amazlet on 06.01.01
乙一
角川書店 (2005/06/25)

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2005年12月29日 (木)

本:2005/12/29

<購入>
『S-Fマガジン』2月号(早川書房

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2005年12月26日 (月)

本:2005/12/26

<購入>
『月刊アフタヌーン』2月号(講談社

今月号の木尾士目『げんしけん』は良いですねー。こういうラブコメ展開は大好きです。

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2005年12月25日 (日)

『シャドウ・パペッツ』読了(本:2005/12/25)

<読了>
オースン・スコット・カード/田中一江訳『シャドウ・パペッツ』(ハヤカワ文庫SF)
小林尽『スクールランブル』第11巻(講談社/講談社コミックス)
久米田康治『さよなら絶望先生』第2巻(講談社/講談社コミックス)

『シャドウ・パペッツ』昨年の10月に買っておいて今まで読んでいなかったのですがようやく読みました。オースン・スコット・カードの代表作『エンダーのゲーム』シリーズの姉妹篇シリーズのうち、翻訳されている中での最新作です。前作の最後で少しほのめかされていたので予想はしていたものの、まさかここまでビーンとペトラが…。というのが最初の印象でしたが(ラブコメみたいで面白かったですけど)、“ヘゲモン”ピーターが従来のイメージを裏切るような子供っぽさを両親との会話の中で見せるところや、前作から続く国家や組織の間でのパワーゲームの展開はさすがに面白かったです。中国が徹底的に悪者になっていることと、イスラムの描写があっさりし過ぎているのが気にはなりましたが。でもカードの作品はやっぱりどこまで行っても“子供”や“家族”が重要なテーマなんですね。特に『消えた少年たち』がそうでしたが、どの作品でも、著者が子供や家族に対して持っているであろう倫理観が、決して硬直化した形ではなく論理的な議論としてストーリーの中に書き込まれていて、感心します。

シャドウ・パペッツ
シャドウ・パペッツ
posted with amazlet on 05.12.30
オースン・スコット カード Orson Scott Card 田中 一江
早川書房 (2004/10)
売り上げランキング: 67,518
School Rumble Vol.11 (11)
School Rumble Vol.11 (11)
posted with amazlet on 05.12.30
小林 尽
講談社 (2005/12/16)
さよなら絶望先生 2 (2)
久米田 康治
講談社 (2005/12/16)

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2005年12月24日 (土)

本:2005/12/24

<購入>
柳沼行『ふたつのスピカ』第9巻(メディアファクトリー/MFコミックス)
木尾士目『げんしけん』第7巻(講談社/アフタヌーンKC)
文月晃『藍より青し』第17巻(白泉社/JETS COMICS)
二ノ宮知子『のだめカンタービレ』第5巻〜第8巻(講談社/講談社コミックスキス)
『ファウスト』Vol.6 SIDE-B(講談社

ふたつのスピカ 9 (9)
ふたつのスピカ 9 (9)
posted with amazlet on 05.12.30
柳沼 行
メディアファクトリー (2005/12/22)
げんしけん 7 (7)
げんしけん 7 (7)
posted with amazlet on 05.12.30
木尾 士目
講談社 (2005/12/22)
藍より青し 17 (17)
藍より青し 17 (17)
posted with amazlet on 05.12.30
文月 晃
白泉社 (2005/12/20)
のだめカンタービレ (5)
二ノ宮 知子
講談社 (2003/03/13)
売り上げランキング: 140
のだめカンタービレ (6)
二ノ宮 知子
講談社 (2003/07/11)
売り上げランキング: 168
のだめカンタービレ (7)
二ノ宮 知子
講談社 (2003/10/10)
のだめカンタービレ (8)
二ノ宮 知子
講談社 (2004/03/12)
売り上げランキング: 182
ファウスト vol.6 SIDE―B

講談社 (2005/12/23)

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2005年12月23日 (金)

『青い花』第1巻読了(本:2005/12/23)

<読了>
志村貴子『青い花』第1巻(太田出版/F×コミックス)

志村貴子さんのマンガは、まず絵柄が好きで、登場人物のモノローグが多用される少女マンガ的な雰囲気も好きなので、この作品もお気に入りです。ストーリーは全然違いますが、女子校、同性愛、演劇、という共通項があるので、吉田秋生『櫻の園』(白泉社/JETS COMICS)が思い出されますね。

青い花 1巻
青い花 1巻
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志村 貴子
太田出版 (2005/12/15)

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2005年12月21日 (水)

本:2005/12/21

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.3・4合併号(小学館
『週刊少年サンデー』No.3・4合併号(小学館

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2005年12月20日 (火)

本:2005/12/20

<購入>
志村貴子『青い花』第1巻(太田出版/F×コミックス)
久米田康治『さよなら絶望先生』第2巻(講談社/講談社コミックス)
小林尽『スクールランブル』第11巻(講談社/講談社コミックス)
島本和彦『新吼えろペン』第3巻(小学館/サンデーGXコミックス)

青い花 1巻
青い花 1巻
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志村 貴子
太田出版 (2005/12/15)
さよなら絶望先生 2 (2)
久米田 康治
講談社 (2005/12/16)
School Rumble Vol.11 (11)
School Rumble Vol.11 (11)
posted with amazlet on 05.12.25
小林 尽
講談社 (2005/12/16)
新吼えろペン 3 (3)
新吼えろペン 3 (3)
posted with amazlet on 05.12.25
島本 和彦
小学館 (2005/12/19)

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2005年12月18日 (日)

積ん読本を少しだけ消化(本:2005/12/18)

<読了>
二ノ宮知子『のだめカンタービレ』第1巻〜第4巻(講談社/講談社コミックスキス)
青山景『SWWEEET』第1巻(小学館/IKKI COMIX)
星野之宣『ムーン・ロスト』第1巻、第2巻(講談社/アフタヌーンKCデラックス)
橋本紡『半分の月がのぼる空2 waiting for the half‐moon』(電撃文庫

昨日買った『のだめカンタービレ』以外は、買ってからしばらく放っておいたいわゆる積ん読本。読みたい本が家にたくさん並んでいるというのは実は楽しい状態なのかも知れませんが、このペースだと絶対全部読めないよ…。

のだめカンタービレ(1)
二ノ宮 知子
講談社 (2002/01)
売り上げランキング: 85
のだめカンタービレ (2)
二ノ宮 知子
講談社 (2002/04/12)
売り上げランキング: 111
のだめカンタービレ (3)
二ノ宮 知子
講談社 (2002/08/09)
売り上げランキング: 118
のだめカンタービレ (4)
二ノ宮 知子
講談社 (2002/12/13)
売り上げランキング: 134
SWWEET 1
SWWEEET 1
posted with amazlet on 05.12.24
青山 景
小学館 (2005/10/28)
ムーン・ロスト 1 (1)
ムーン・ロスト 1 (1)
posted with amazlet on 05.12.24
星野 之宣
講談社 (2004/07/23)
売り上げランキング: 9,617
ムーン・ロスト 2 (2)
ムーン・ロスト 2 (2)
posted with amazlet on 05.12.24
星野 之宣
講談社 (2004/07/23)
売り上げランキング: 13,114
半分の月がのぼる空〈2〉waiting for the half‐moon
橋本 紡
メディアワークス (2004/02)
売り上げランキング: 1,996

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2005年12月17日 (土)

『ゲド戦記』と『のだめ』購入(本:2005/12/17)

<購入>
アーシュラ・K・ル=グウィン/清水真砂子訳『ゲド戦記』全6冊セット(岩波書店
二ノ宮知子『のだめカンタービレ』第1巻〜第4巻(講談社/講談社コミックスキス)

スタジオジブリが7月劇場公開の新作として『ゲド戦記』を映画化するというニュースが今週出ましたが、それならこの機会に全部読んでおこうと思い全巻セットを購入。ル・グィン(岩波の表記だとル=グウィン)の作品は『闇の左手』しか読んだことがないのですが、『ゲド戦記』は読んでおかないとモグリだという部類の本だと思いますので、年末年始で一気に読んでしまおうかと思ってます。『のだめカンタービレ』は前から面白いと聞いていてちょっと前から大人気の本ですが、ようやく購入。

ゲド戦記全6冊セット
ゲド戦記全6冊セット
posted with amazlet on 05.12.18
アーシュラ・K・ル=グウィン 清水 真砂子 Ursula K. Le Guin
岩波書店 (2004/05/28)
売り上げランキング: 19,527
のだめカンタービレ(1)
二ノ宮 知子
講談社 (2002/01)
売り上げランキング: 85
のだめカンタービレ (2)
二ノ宮 知子
講談社 (2002/04/12)
売り上げランキング: 111
のだめカンタービレ (3)
二ノ宮 知子
講談社 (2002/08/09)
売り上げランキング: 118
のだめカンタービレ (4)
二ノ宮 知子
講談社 (2002/12/13)
売り上げランキング: 134

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2005年12月14日 (水)

本:2005/12/14

<購入>
『週刊少年サンデー』No.2(小学館
『アニメージュ』1月号(徳間書店
『CS&BS アニメトランス』2005年末2006新春特別号(『月刊コミックガム』1月号増刊)(ワニブックス

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2005年12月12日 (月)

本:2005/12/12

<購入>
『月刊コミックビーム』1月号(エンターブレイン
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.2(小学館
『月刊ニュータイプ』1月号(角川書店

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2005年12月09日 (金)

本:2005/12/09

<購入>
ゆうきまさみ『鉄腕バーディー』第11巻(小学館/ヤングサンデーコミックス)
太田垣康男『MOONLIGHT MILE』第11巻(小学館/ビッグコミックス)
乙一『GOTH 夜の章』(角川文庫)
乙一『GOTH 僕の章』(角川文庫)

鉄腕バーディー 11 (11)
鉄腕バーディー 11 (11)
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ゆうき まさみ
小学館 (2005/12/05)
MOONLIGHT MILE 11 (11)
MOONLIGHT MILE 11 (11)
posted with amazlet on 05.12.11
太田垣 康男
小学館 (2005/11/30)
GOTH 夜の章
GOTH 夜の章
posted with amazlet on 05.12.11
乙一
角川書店 (2005/06/25)
売り上げランキング: 1,880
GOTH 僕の章
GOTH 僕の章
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乙一
角川書店 (2005/06/25)
売り上げランキング: 1,357

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2005年12月07日 (水)

本:2005/12/07

<購入>
『週刊少年サンデー』No.1(小学館

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2005年12月06日 (火)

『ウロボロスの波動』読了(本:2005/12/06)

<読了>
林譲治『ウロボロスの波動』(ハヤカワ文庫JA)

2100年代、太陽系内の隅々にまで人類が進出した時代を舞台にした連作短編集。ある短編に出て来た登場人物が別の短編に年をとって出て来たりする連作ならではの楽しさもありつつ、人間の意識についての考察や、組織と個人の関係に技術や環境が与えるであろう影響についてのSFならではのシミュレーションがされていて、非常に面白かったです。最後のある意味かなり破天荒な展開には結構びっくりしましたし。続編の『ストリンガーの沈黙』(早川書房/ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)がこの10月に出たのですが、文庫になるまで買うのを待つか、それとも買ってしまうかちょっと悩んでます。

ウロボロスの波動
ウロボロスの波動
posted with amazlet on 05.12.07
林 譲治
早川書房 (2005/09/22)
売り上げランキング: 85,467

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2005年12月05日 (月)

本:2005/12/05

<購入>
『月刊コミックフラッパー』1月号(メディアファクトリー
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.1(小学館

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2005年12月04日 (日)

『シュヴァリエ』マンガ版(本:2005/12/04)

<読了>
原作:冲方丁/漫画:夢路キリコ『シュヴァリエ』第1巻(講談社/マガジンZKC)

これからに期待です。

シュヴァリエ 1 (1)
シュヴァリエ 1 (1)
posted with amazlet on 05.12.07
夢路 キリコ
講談社 (2005/10/21)
売り上げランキング: 200,644

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2005年12月03日 (土)

『いちご100%』最終巻(本:2005/12/03)

<購入>
河下水希『いちご100%』第19巻(集英社/ジャンプ・コミックス)

<読了>
河下水希『いちご100%』第19巻(集英社/ジャンプ・コミックス)

いちご100% 19 (19)
いちご100% 19 (19)
posted with amazlet on 05.12.05
河下 水希
集英社 (2005/12/02)

『いちご100%』は最終巻。6月まで放送していたアニメを見てマンガも読むようになったのですが、第18巻と第19巻の最終2巻の展開は出色の出来です。ラブコメ的人間関係にもしっかりと(少し意外な)決着がつけられていて、少年誌のお色気担当マンガたちの中では希に見るドラマが描けていたので正直ちょっと感動してしまいました。ジャンプでは80年代に『きまぐれオレンジ★ロード』が連載されていましたけど、そのキャラクター達のぬるいモラトリアムの関係に決着をつけた映画版『きまぐれオレンジ★ロード あの日にかえりたい』を観た時の感動に似てます。ってことは僕はやっぱり好きなマンガやアニメの傾向が昔から全然変わってないってことですね…。

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2005年11月30日 (水)

本:2005/11/30

<購入>
『週刊少年サンデー』No.52(小学館

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2005年11月28日 (月)

雑誌をまとめて購入(本:2005/11/28)

<購入>
『NewWORDS』1st ISSUE(『月刊ニュータイプ』1月号増刊)(角川書店
『日経キャラクターズ!』1月号(日経BP社
『S-Fマガジン』1月号(早川書房
『ファウスト』Vol.6 SIDE-A(講談社
『月刊少年シリウス』1月号(講談社
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.52(小学館

<読了>
橋本紡『半分の月がのぼる空 looking up at the half‐moon』(電撃文庫

雑誌を大量に購入。25日頃に発売のものが多いのでこうなるわけですが、ちょっと買い過ぎですね。『半分の月がのぼる空 looking up at the half‐moon』は良い意味でも悪い意味でも口当たりの良い、よくできた温かい話。アニメ化されて1月からWOWOWで放送されます

ファウスト Vol.6 SIDE―A

講談社 (2005/11/29)
半分の月がのぼる空―looking up at the half‐moon
橋本 紡
メディアワークス (2003/10)

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2005年11月27日 (日)

『KURAU Phantom Memory』マンガ版(本:2005/11/27)

<読了>
原作:BONES/脚本:IRICOMIX/漫画:星樹『KURAU Phantom Memory』(講談社/マガジンZKC)

5月に買っておいて読んでいなかったのですが、積ん読本をそろそろ消化していかないといけないと思い、読みました。去年の12月に放送終了したアニメの『KURAU Phantom Memory』は記憶と人と人とのつながりの大切さを描いた良作でしたけど、アニメとは違うオリジナルストーリーで構成されたこのマンガ版も、その同じテーマがよく凝縮して描けていて素晴らしかったです。

KURAU Phantom Memory
KURAU Phantom Memory
posted with amazlet on 05.11.28
星 樹
講談社 (2005/05/23)
売り上げランキング: 42,830

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2005年11月25日 (金)

本:2005/11/25

<購入>
『月刊アフタヌーン』1月号(講談社

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2005年11月23日 (水)

増刊号の謎(本:2005/11/23)

<購入>
『交響詩篇エウレカセブン rayline-guide』(『月刊コンプティーク』2005年12月号増刊)(角川書店
岩明均『ヒストリエ』第3巻(講談社/アフタヌーンKC)
原作:大槻ケンヂ/作画:佐佐木勝彦 清水沢亮『グミ・チョコレート・パイン』第6巻(講談社/KCデラックス)

『交響詩篇エウレカセブン rayline-guide』は1ヶ月前に出たものなんですが、『月刊コンプティーク』の増刊号という形で雑誌扱いになっているためネットの書店では買えず、新宿の書店をいくつか回ってももう置いていなかったので、仕方なく秋葉原のアニメイトまで行って買いました。でも『月刊コンプティーク』の増刊号扱いなのはどういう事情なんでしょうね? アニメのムック本だから書籍扱いで出してもいいと思うし、雑誌の増刊にするにしても『月刊ニュータイプ』の増刊という形が自然だと思うのですが。

ヒストリエ 3 (3)
ヒストリエ 3 (3)
posted with amazlet on 05.11.23
岩明 均
講談社 (2005/11/22)
グミ・チョコレート・パイン 6 (6)
大槻 ケンヂ 佐佐木 勝彦 清水沢 亮
講談社 (2005/11/17)

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2005年11月22日 (火)

本:2005/11/22

<購入>
『週刊少年サンデー』No.52(小学館

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2005年11月21日 (月)

本:2005/11/21

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.51(小学館

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2005年11月19日 (土)

アクションケロロパック(本:2005/11/19)

<購入>
吉崎観音『ケロロ軍曹』第11巻 初回完全限定版アクションケロロパック(角川書店/角川コミックス・エース)
幸村誠『ヴィンランド・サガ』第2巻(講談社/講談社コミックス)
西島大介『土曜日の実験室 詩と批評とあと何か』(INFASパブリケーションズ/INFAS BOOKS)
『アニメーションRE』Vol.2(インデックス・コミュニケーションズ/インデックスMOOK)

ケロロ軍曹のアクションフィギュアいいですね! 11巻は既に持ってるんですけどこの初回限定版を書店で見掛けてつい買っちゃいました。

ケロロ軍曹 (11) 【初回完全限定版】 アクションケロロパック
吉崎 観音
角川書店 (2005/09)
売り上げランキング: 200
ヴィンランド・サガ 2 (2)
幸村 誠
講談社 (2005/11/17)
土曜日の実験室―詩と批評とあと何か
西島 大介
INFASパブリケーションズ (2005/11)
アニメーションRE vol.2
アニメーションRE vol.2
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インデックス・コミュニケーションズ (2005/11/16)

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2005年11月17日 (木)

アニメ・マンガとナショナリズム(本:2005/11/17)

<読了>
大塚英志、大澤信亮『「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか』(角川oneテーマ21

アニメやマンガが、実際には大して外国で売れているわけではなくて経済的な実体があまり大きくないのにも関わらず、「国策」として文化ナショナリズム発揚の手段にされている現状を指摘しつつ、それを批判する(というか業界人として拒否する)根拠として、「まんが」をはじめとする「『おたく』表現」を、戦前のディズニー作品の受容を経て戦時下にその原型が成立したものとして歴史の中に明確に位置づけようとしている本。資料が具体的に示されているので、非常に説得力がありました。アニメやマンガが欧米やアジア(の一部の層)で非常に人気があることを取り上げて、それらが「日本文化」の「伝統」から生まれたものであるとして「日本文化」の優秀さを吹聴するような言説(岡田斗司夫や村上隆のそれが典型的)については、僕も2001年1月に提出した大学の卒論で文化ナショナリズムの言説として批判的に分析したことがあるのですが、それから4年経った今では政府がそういう言説を大量に垂れ流すようになった点で状況は悪化していますね。著者が言うように、国には放っておいて欲しいです。ほんと。

「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか
大塚 英志 大澤 信亮
角川書店 (2005/11/10)

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2005年11月16日 (水)

本:2005/11/16

<購入>
『週刊少年サンデー』No.51(小学館

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2005年11月15日 (火)

『月刊コミックビーム』創刊10周年(本:2005/11/15)

<購入>
『月刊コミックビーム』12月号(エンターブレイン

創刊10周年だそうで。本誌の中でも編集長や作家陣が自賛してましたけど、確かにいいマンガ誌です。

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2005年11月14日 (月)

本:2005/11/14

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.50(小学館

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2005年11月12日 (土)

『国語教科書の思想』読了(本:2005/11/12)

<読了>
石原千秋『国語教科書の思想』(ちくま新書)

小・中学校で広く使われている国語教科書をテクスト分析して、そこに(意識的かそうでないかに関わらず)隠されているかなり偏ったイデオロギーをあぶり出した本。「国語」という教科が、ある一定の「読み」を子供に強制する道徳教育として行われるように教科書が作られていることを、具体的な教科書本文の事例をもとに証明していくところはなかなか面白かったです。ただ、著者は「現在の国語という教科の目的は、広い意味での道徳教育なのである。したがって読解力が身に付いたということは、道徳的な枠組みから読む技術が身に付いたということを意味するのだ。」(25〜26ページ)と言って、国語で無自覚に道徳教育を行うことを批判していますが、これは実際に起こっている事態の描写としては少し言葉が足りない気がします。子供たちはそこまで単純に国語の授業を鵜呑みにして「道徳的な枠組み」を内面化するでしょうか? 多くの場合、実際には、「自分ではそうは思えないけど、こう答えておけば○になるんだな」という、一つ浅いレベルでの内面化だけが起こっているのでは。そこでのもっと深刻な不幸は、書物や教師の二重基準、嘘臭さに対する決定的な不信感が生まれることです(まあ、不信感があった方が実は健全だとは思うのですが)。僕自身のことで言えば、小中学生の頃は国語のテストでは正直言って毎回ほぼ100点をとっていましたけど、それは子供心にもうさんくささを感じていた教科書のイデオロギーを内面化していたからではなくて、あくまでもテストの問題の正解としてどういう答えが望まれているのかを判断できていたから(そのレベルでは確かに『道徳的な枠組み』を内面化していたと言えます)だったと思います。何にせよ、現在の「国語」という教科の解体と再編がすぐにでも必要なのは間違いないですね。

国語教科書の思想
国語教科書の思想
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石原 千秋
筑摩書房 (2005/10/04)

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本:2005/11/11

<購入>
大塚英志、大澤信亮『「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか』(角川oneテーマ21
『ライトノベル完全読本』Vol.3(日経BP社/日経BPムック)
『月刊ニュータイプ』12月号(角川書店
『アニメージュ』12月号(徳間書店
『月刊コミックフラッパー』12月号(メディアファクトリー

「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか
大塚 英志 大澤 信亮
角川書店 (2005/11/10)
ライトノベル完全読本 vol.3
日経キャラクターズ!
日経BP社 (2005/11/10)

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2005年11月09日 (水)

表紙買い(本:2005/11/09)

<購入>
青山景『SWWEEET』第1巻(小学館/IKKI COMIX)
『週刊少年サンデー』No.50(小学館

<読了>
あさりよしとお『るくるく』第4巻, 第5巻(講談社/アフタヌーンKC)

『月刊イッキ』(小学館は読んでいないので青山景『SWWEEET』は全然知らなかったのですが、書店で表紙を見て思わず買ってしまいました。まだ読んでませんけど。

SWWEEET 1
SWWEEET 1
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青山 景
小学館 (2005/10/28)
るくるく 4 (4)
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あさり よしとお
講談社 (2005/02/23)
売り上げランキング: 17,251
るくるく 5 (5)
るくるく 5 (5)
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あさり よしとお
講談社 (2005/10/21)
売り上げランキング: 847

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2005年11月08日 (火)

『ディアスポラ』読了(本:2005/11/08)

<読了>
グレッグ・イーガン/山岸真訳『ディアスポラ』(ハヤカワ文庫SF)

グレッグ・イーガンの作品にはそのアイデアの派手さや論理の緻密さにいつも驚かされるのですが、この作品のスケールの大きさにはこれまで以上に驚きました。宇宙の起源や終焉を扱ったSF作品は今までもありましたけど、これはそれすら超えています。このスケールの大きさを支えているのが、数学の理学博士号を持つという作者だからこそ扱える数学の理論なのですが、リーマン空間とかN次元球面とか、5次元とか6次元とか超実平面とか言われても、そういう空間の中での幾何学をイメージするのが一番苦手な僕には全く理解できませんでした。まあ理解できなくてもほとんど問題なく楽しめる作品なのですが、数学ができなくてこんなに残念に思ったのは受験の時以来です。

ディアスポラ
ディアスポラ
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グレッグ・イーガン 山岸 真
早川書房 (2005/09/22)
売り上げランキング: 2,418

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2005年11月07日 (月)

本:2005/11/07

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.49(小学館

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2005年11月06日 (日)

本:2005/11/06

<購入>
石原千秋『国語教科書の思想』(ちくま新書)
作:冲方丁/画:伊藤真美『ピルグリム・イェーガー』第5巻(少年画報社/YKコミックス)
『週刊少年サンデー』No.49(小学館

国語教科書の思想
国語教科書の思想
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石原 千秋
筑摩書房 (2005/10/04)
ピルグリム・イェーガー 5巻 (5)
冲方 丁 伊藤 真美
少年画報社 (2005/10/24)
売り上げランキング: 40,794

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2005年11月05日 (土)

本:2005/11/05

<購入>
あさりよしとお『るくるく』第5巻(講談社/アフタヌーンKC)
桜場コハル『みなみけ』第2巻(講談社/ヤンマガKC)
早川書房編集部編『星界マスターガイドブック』(ハヤカワ文庫JA)
三浦展『下流社会 新たな階層集団の出現』(光文社新書)

10月30日の朝日新聞の書評欄に載っていた石原千秋『国語教科書の思想』(ちくま新書)も買おうと思ったのですが、紀伊國屋書店新宿本店では売り切れで買えませんでした。店員の方曰く書評が掲載された日からどんどん売れたそうです。新聞の書評欄ってまだ結構力があるんですねえ。

るくるく 5 (5)
るくるく 5 (5)
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あさり よしとお
講談社 (2005/10/21)
売り上げランキング: 847
みなみけ 2 (2)
みなみけ 2 (2)
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桜場 コハル
講談社 (2005/11/04)
星界マスターガイドブック
早川書房編集部
早川書房 (2005/10/14)
下流社会 新たな階層集団の出現
三浦 展
光文社 (2005/09/20)
売り上げランキング: 362

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2005年11月04日 (金)

本:2005/11/04

<入手>
『プロダクションI.Gマガジン』(日経BP社/日経BPムック)
原作:冲方丁/漫画:夢路キリコ『シュヴァリエ』第1巻(講談社/マガジンZKC)

シュヴァリエ 1 (1)
シュヴァリエ 1 (1)
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夢路 キリコ
講談社 (2005/10/21)

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2005年11月02日 (水)

本:2005/11/02

<購入>
『月刊少年シリウス』12月号(講談社

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2005年10月31日 (月)

本:2005/10/31

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.48(小学館

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2005年10月29日 (土)

本:2005/10/29

<購入>
犬上すくね『ラバーズ7』第4巻(小学館/サンデーGXコミックス)
赤松健『魔法先生ネギま!』第12巻(講談社/講談社コミックス)
田中圭一『死ぬかと思ったH』(アスペクト
原作:杉元玲一、画:加藤伸吉『国民クイズ』上巻, 下巻(太田出版/OHTA COMICS)

<読了>
田中圭一『死ぬかと思ったH』(アスペクト

ラバーズ7 4 (4)
ラバーズ7 (4)
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犬上 すくね
小学館 (2005/10)
魔法先生ネギま! (12)
魔法先生ネギま! (12)
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赤松 健
講談社 (2005/10/17)
売り上げランキング: 368
死ぬかと思ったH
死ぬかと思ったH
posted with amazlet on 05.11.23
田中 圭一
アスペクト (2005/03)
売り上げランキング: 4,225
国民クイズ (上巻)
国民クイズ (上巻)
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杉元 伶一 加藤 伸吉
太田出版 (2001/07)
売り上げランキング: 26,237
国民クイズ (下巻)
国民クイズ (下巻)
posted with amazlet on 05.11.23
杉元 伶一 加藤 伸吉
太田出版 (2001/07)
売り上げランキング: 29,434

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2005年10月28日 (金)

本:2005/10/28

<購入>
『週刊少年サンデー』No.48(小学館

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2005年10月25日 (火)

本:2005/10/25

<購入>
『S-Fマガジン』12月号(早川書房
『週刊ビッグコミックスピリッツ』11.14増刊(『増刊ビッグコミックスピリッツCasual』No.8)(小学館
『月刊アフタヌーン』12月号(講談社

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2005年10月24日 (月)

本:2005/10/24

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.47(小学館

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2005年10月23日 (日)

本:2005/10/23

<読了>
久米田康治『さよなら絶望先生』第1巻(講談社/講談社コミックス)

さよなら絶望先生 1 (1)
久米田 康治
講談社 (2005/09/16)
売り上げランキング: 59

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2005年04月08日 (金)

本:2005/04/08

<購入>
島本和彦『新吼えろペン』第1巻(小学館/サンデーGXコミックス)
原作:大場つぐみ/漫画:小畑健『DEATH NOTE』第6巻(集英社/ジャンプ・コミックス)

<読了>
島本和彦『新吼えろペン』第1巻(小学館/サンデーGXコミックス)

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2005年04月07日 (木)

『太陽の簒奪者』読了 (本:2005/04/07)

<読了>
野尻抱介『太陽の簒奪者』(ハヤカワ文庫JA)

面白かったです。SFらしいSF。ストーリー構成はハリウッドでそのまま映画にできそうな感じで(誉めてないように聞こえそうですが誉めてますよ)、よく出来ています。解説にも「ハードSFの王道」という評価がありましたが、まったくその通りで、昔アーサー・C・クラークの小説ばかり読んでた頃の胸が躍る感覚を思い出しました。

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2005年04月06日 (水)

本:2005/04/06

<購入>
『週刊少年サンデー』No.19(小学館

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2005年04月05日 (火)

本:2005/04/05

<購入>
『月刊コミックフラッパー』5月号(メディアファクトリー

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2005年04月04日 (月)

本:2005/04/04

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.18(小学館

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2005年04月02日 (土)

本:2005/04/02

<購入>
森薫『エマ』第5巻(エンターブレイン/BEAM COMIX)
野尻抱介『太陽の簒奪者』(ハヤカワ文庫JA)

<読了>
森薫『エマ』第5巻(エンターブレイン/BEAM COMIX)

野尻抱介『太陽の簒奪者』は前から読みたかった本。今回文庫になったようなので購入しました。

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2005年03月31日 (木)

『象られた力』読了 (本:2005/03/31)

<読了>
飛浩隆『象られた力』(ハヤカワ文庫JA)

<購入>
『月刊ガンダムエース』5月号(角川書店
『週刊少年サンデー』No.18(小学館

飛浩隆『象られた力』は、4作の中篇が収められた傑作集で、SFマガジン編集部編『SFが読みたい! 2005年版』(早川書房での「ベストSF2004」国内篇第1位の本。さすがと言うべきか、特に表題作の「象られた力」は、異様に鮮明なビジュアルを想起させる文章が高い密度で連ねられていて、読んでいて少し気持ち悪いのに気持ちいい作品です。アイコンとかシンボルといったものが持つ力(と言うより、それらがそういう力を持っていると人々に思わせる力)、つまり究極的には社会や秩序を成り立たせている力の不思議さを語っているように思えました。このビジュアルは是非誰かに映画化して欲しいですね。まあ大ヒットはまず無理でしょうけど…。

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2005年03月29日 (火)

本:2005/03/29

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.17(小学館

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2005年03月27日 (日)

本:2005/03/27

<購入>
『日経キャラクターズ!』5月号(日経BP社

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2005年03月25日 (金)

『ドラえもん』9年ぶりの新刊 (本:2005/03/25)

<購入>
『月刊アフタヌーン』5月号(講談社
藤子・F・不二雄『ドラえもん プラス』第1巻(小学館/てんとう虫コミックス)

<読了>
藤子・F・不二雄『ドラえもん プラス』第1巻(小学館/てんとう虫コミックス)

『ドラえもん プラス』は、てんとう虫コミックスの『ドラえもん』全45巻に未収録だった話を収録したものですが、ほとんどが読んだことがある話でした。子どもの頃に小学館の「学習雑誌」とかコロコロコミックをいつも読んでたので、それで読んだことがあったんでしょうね。『ドラえもん』は僕にとっては子供の頃に本当によく読んだ特別な作品なので、新刊が出るというのはとても嬉しいです。

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2005年03月23日 (水)

本:2005/03/23

<購入>
『週刊少年サンデー』No.17(小学館

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2005年03月21日 (月)

噛み合わない対談 (本:2005/03/21)

<購入>
クリストファー・プリースト/古沢嘉通訳『魔法』(ハヤカワ文庫FT)
クリストファー・プリースト/古沢嘉通訳『奇術師』(ハヤカワ文庫FT)
ジェイムズ・P・ホーガン/小隅黎訳『造物主の掟』(創元SF文庫)
『S-Fマガジン』4月号(早川書房
『週刊朝日別冊 小説トリッパー』2005年春季号(朝日新聞社
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.16(小学館

ライトノベルを巡る言説のブームがここ2年ぐらいずっと続いているわけですが、『小説トリッパー』2005年春季号は、「特集 ポストライトノベルの時代へ」。巻頭の、大塚英志さんと斎藤環さんの対談「ライトノベルをめぐる言説について」は、お二人の噛み合わなさっぷりが面白いです。このブームの中で批評が果たすべき役割について語られているのですが、近代文学の「やり直し」のために、あくまで真面目に作家や読者に対する「外部」となる批評を行うべきだとする大塚さんに対して、斎藤さんは批評を「肯定的にやる」と言って、それは自分の「自己表現・自己表出」だと言ってしまっています。一時的なブームの共犯者としては斎藤さんの立ち位置も“あり”だとは思いますが、「近代」とかといったことは抜きで単純に考えても、このブームが終わった後でも面白い作品が生まれ続けるようにするには、大塚さんのように厳しい親父みたいな立場で色々言う人が必要なのは間違いないです。そして、そういうのがやっぱり「批評」なんでしょうね。

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『復活の地 III』読了 (本:2005/03/20)

<読了>
小川一水『復活の地 III』(ハヤカワ文庫JA)

『復活の地』全3巻読み終わりました。大変面白かったです。政治ドラマとしての緊迫感は充分で、それを描く中で、組織を効率良く動かすにはどうすれば良いのか、社会秩序とは何か、ということが緻密に考えられています。著者の小川一水さんは相当いろいろ研究したんでしょうね。大地震の原因として登場するモノの存在も、SFとしてかなり斬新なアイデアなのではないでしょうか(似たようなのが他で描かれているのかも知れませんが寡聞にして知りません)。あと、これが重要な点ですが、萌えもしっかりあります。素晴らしい。

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2005年03月19日 (土)

本:2005/03/19

<購入>
小林尽『スクールランブル』第8巻(講談社/講談社コミックス)

<読了>
小林尽『スクールランブル』第8巻(講談社/講談社コミックス)

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2005年03月18日 (金)

『復活の地 II』読了 (本:2005/03/18)

<読了>
小川一水『復活の地 II』(ハヤカワ文庫JA)

この第2巻の最後で地震の原因が明らかになっていますが、すごい発想ですね。感心しました。

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2005年03月16日 (水)

本:2005/03/16

<購入>
『週刊少年サンデー』No.16(小学館
小川一水『導きの星 I 目覚めの大地』(ハルキ文庫ヌーヴェルSFシリーズ)
小川一水『導きの星 II 争いの地平』(ハルキ文庫ヌーヴェルSFシリーズ)
小川一水『導きの星 III 災いの空』(ハルキ文庫ヌーヴェルSFシリーズ)
小川一水『導きの星 IV 出会いの銀河』(ハルキ文庫ヌーヴェルSFシリーズ)

『導きの星』は読むのがかなり楽しみです。でもその前に今読んでる『復活の地』を読み終えないと。

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2005年03月14日 (月)

本:2005/03/14

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.15(小学館

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2005年03月13日 (日)

本:2005/03/13

<読了>
石田敦子『アニメがお仕事!』第2巻(少年画報社/YKコミックス)
島本和彦『吼えろペン』第13巻(小学館/サンデーGXコミックス)

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2005年03月12日 (土)

『復活の地 I』読了 (本:2005/03/12)

<読了>
小川一水『復活の地 I』(ハヤカワ文庫JA)

非常に面白いです。大地震という悲劇の中ではありますが、能力のある人がその能力を存分に発揮していく様子は読んでいて痛快。官僚である主人公が大活躍する話なので、霞が関辺りで実は流行ってたりして。IIも引き続き読んでます。

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2005年03月11日 (金)

本:2005/03/11

<購入>
太田垣康男『MOONLIGHT MILE』第10巻(小学館/ビッグコミックス)
『月刊ニュータイプ』4月号(角川書店
『アニメージュ』4月号(徳間書店
『月刊コミックビーム』4月号(エンターブレイン

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2005年03月09日 (水)

本:2005/03/09

<購入>
『週刊少年サンデー』No.15(小学館

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2005年03月07日 (月)

石田敦子さん読切 (本:2005/03/07)

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.14(小学館
『月刊コミックフラッパー』4月号(メディアファクトリー

『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.14には石田敦子さんの読切『シンパシー・フラワーズ』が掲載。新しい読切競作企画の第1弾のようですが、スピリッツはこういう企画が他の青年誌と違って男女横断的で面白いですね。

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2005年03月06日 (日)

本:2005/03/06

<読了>
赤松健『魔法先生ネギま!』第9巻(講談社/講談社コミックス)

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2005年03月05日 (土)

本:2005/03/05

<読了>
赤松健『魔法先生ネギま!』第5巻〜第8巻(講談社/講談社コミックス)

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2005年03月04日 (金)

また大量購入 (本:2005/03/04)

<購入>
石田敦子『アニメがお仕事!』第2巻(少年画報社/YKコミックス)
ゆうきまさみ『鉄腕バーディー』第8巻(小学館/ヤングサンデーコミックス)
冬目景『幻影博覧会』第1巻(幻冬社コミックス/バーズコミックス)
文月晃『藍より青し』第15巻(白泉社/JETS COMICS)
西島大介『世界の終わりの魔法使い』(河出書房新社/九龍コミックス)
赤松健『魔法先生ネギま!』第7巻〜第9巻(講談社/講談社コミックス)

またたくさん買ってしまいました。どんどん読みますよ。

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『闇の左手』読了 (本:2005/03/03)

<読了>
アーシュラ・K・ル・グィン/小尾芙佐訳『闇の左手』(ハヤカワ文庫SF)

<購入>
『週刊少年サンデー』No.14(小学館

アーシュラ・K・ル・グィンと言えば『ゲド戦記』が有名ですが、僕は読んだことが無いので、彼女の作品はこの『闇の左手』が初めてです。ジェンダー論のネタに幾度となくされてきたであろう、「ゲセン人」が発情期以外では生理的な性の区別を持たない(→社会的な性の区別も無い)という設定はやはり非常に斬新で、発表されてから30年以上経った今読んでも新しさを感じます。性の要素を排除してしまうと、その設定自体を描いている段階では良いかも知れませんが、なんだかんだ言って物語を動かしにくくなってくるでしょうから描くのは難しいと思うのですが、この物語では二人の人間の友情(愛情)が感動的に描かれていて感心しました。とは言え、性は無いはずのゲセン人「エストラーベン」も、読んでいる時の僕の頭の中ではやはり男性のイメージでしたけどね…。三人称が「彼」だし。なかなか難しいものです。

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2005年02月28日 (月)

『ベルセルク』を積ん読 (本:2005/02/28)

<購入>
『月刊アフタヌーン』4月号(講談社
『月刊ガンダムエース』4月号(角川書店
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.13(小学館
三浦建太郎『ベルセルク』第28巻(白泉社/JETS COMICS)

三浦建太郎『ベルセルク』去年の8月に買った第27巻もまだ読んでないんですよね。まあそのうちまとめて読むでしょう。

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2005年02月27日 (日)

本:2005/02/27

<読了>
吉崎観音『ケロロ軍曹』第10巻(角川書店/角川コミックス・エース)

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2005年02月26日 (土)

書評を信じて買う (本:2005/02/26)

<購入>
アーシュラ・K・ル・グィン/小尾芙佐訳『言の葉の樹』(ハヤカワ文庫SF)
飛浩隆『象られた力』(ハヤカワ文庫JA)
小川一水『復活の地 I』(ハヤカワ文庫JA)
小川一水『復活の地 II』(ハヤカワ文庫JA)
小川一水『復活の地 III』(ハヤカワ文庫JA)
有川浩『空の中』(メディアワークス

「最近積ん読本が増えた」とか書いておきながらまた本を購入。アーシュラ・K・ル・グィン/小尾芙佐訳『言の葉の樹』以外は、最近のガイド本や書評で評判が良かったり推薦されていたりした本です。飛浩隆『象られた力』小川一水『復活の地』は、SFマガジン編集部編『SFが読みたい! 2005年版』(早川書房での「ベストSF2004」の国内篇第1位と第3位で、有川浩『空の中』は、どこに載った書評だか忘れましたがどこかで大森望さんが絶賛していたもの。どれも楽しみです。積ん読にせず読みます。なるべく。

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2005年02月25日 (金)

積ん読本増加 (本:2005/02/25)

<購入>
吉崎観音『ケロロ軍曹』第10巻(角川書店/角川コミックス・エース)
あさりよしとお『るくるく』第4巻(講談社/アフタヌーンKC)
遠藤浩輝『EDEN』第12巻(講談社/アフタヌーンKC)
犬上すくね『ラバーズ7』第3巻(小学館/サンデーGXコミックス)
冬目景『文庫館来訪記』(講談社/アフタヌーンKCデラックス)
『Comic新現実』vol.3(角川書店

いろいろ買いましたが、本を買ってから読まずに積んでおく傾向が最近ますます強まってて、読めていない本がどんどん溜まってます。文庫で買う小説や新書は通勤電車の中などで読んでいるので一定のペースで読めているんですけど、あまり時間がかからず読めるマンガは、いつでも読めると思って油断していて逆に読まない。買わなきゃいいんですけど、結局は読みたい本なので買っておかないと気になる。なんとかしないと…。

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2005年02月24日 (木)

本:2005/02/24

<購入>
『週刊少年サンデー』No.13(小学館

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2005年02月21日 (月)

本:2005/02/21

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.12(小学館

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2005年02月19日 (土)

『月詠』原作マンガ (本:2005/02/19)

<購入>
有馬啓太郎『月詠 MOON PHASE』第1巻〜第9巻(ワニブックス/GUM COMICS)

<読了>
有馬啓太郎『月詠 MOON PHASE』第1巻, 第2巻(ワニブックス/GUM COMICS)

アニメが面白いので原作マンガも買ってみました。これはこれで面白いです。でも、原作を読んで改めてわかったのですが、アニメ版『月詠 -MOON PHASE-』で僕が感じている面白さは、オープニングも含めていろいろと変な試みをしていることとか、新房昭之監督のテイストによるところが大きかったようです。原作も決してつまらなくはないですが、アニメを見てから読むとちょっと物足りない感じがしてしまったので。

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2005年02月16日 (水)

本:2005/02/16

<購入>
『週刊少年サンデー』No.12(小学館
『月刊コミックビーム』3月号(エンターブレイン

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2005年02月15日 (火)

現実と虚構 (本:2005/02/15)

<読了>
山田正紀『エイダ』(ハヤカワ文庫JA)

「現実」とは何か、「物語」(虚構)とは何か、ということを主題に展開するSF小説ですが、偶然だと思うんですけど、最近読んだこれこれも近いテーマを扱ってました。その中では、刊行された年が一番早い(1994年)こともあると思いますが、「現実」の捉え方は一番ナイーブな感じです。どれぐらいナイーブかと言うと、『新世紀エヴァンゲリオン』(1995〜1996年)ぐらい、と言えばわかる人はわかるでしょうか。「現実」と「虚構」が互換可能なのではないか、という議論は当時はまだ目新しかったんでしょうね。

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2005年02月14日 (月)

本:2005/02/14

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.11(小学館

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2005年02月10日 (木)

本:2005/02/10

<購入>
『月刊ニュータイプ』3月号(角川書店
『アニメージュ』3月号(徳間書店
『月刊コミックフラッパー』3月号(メディアファクトリー

<読了>
原作:大場つぐみ/漫画:小畑健『DEATH NOTE』第5巻(集英社/ジャンプ・コミックス)

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2005年02月09日 (水)

SFが読みたい! 2005年版 (本:2005/02/09)

<購入>
SFマガジン編集部編『SFが読みたい! 2005年版』(早川書房
『週刊少年サンデー』No.11(小学館

今年も出ました『SFが読みたい!』。一応最初の2000年版から毎年買っているのでこれで6冊目。「ベストSF2004」の海外篇第1位はグレッグ・イーガン/山岸真訳『万物理論』(創元SF文庫)ということで、イーガンの人気ぶりが改めてわかりますね。実際素晴らしい作品だったので納得です。ランキングの上位に入っているのに全然知らない本も結構あったので、やっぱりまだ読書が足りないということを実感しました。これからどんどん読みたいです。

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2005年02月07日 (月)

本:2005/02/07

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.10(小学館

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2005年02月04日 (金)

本:2005/02/04

<購入>
原作:大場つぐみ/漫画:小畑健『DEATH NOTE』第5巻(集英社/ジャンプ・コミックス)
田中久仁彦『一撃殺虫!! ホイホイさん』(メディアワークス/DENGEKI COMICS EX)

<読了>
田中久仁彦『一撃殺虫!! ホイホイさん』(メディアワークス/DENGEKI COMICS EX)

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2005年02月02日 (水)

本:2005/02/02

<購入>
『週刊少年サンデー』No.10(小学館

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2005年01月31日 (月)

『ギャラリーフェイク』最終回 (本:2005/01/31)

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.9(小学館

『週刊ビッグコミックスピリッツ』は、毎週欠かさず買ってはいるものの、いつかまとめて読もうと思いながら最近はほとんど読んでいない状態だったのですが、何気なく見たら細野不二彦『ギャラリーフェイク』が最終回でびっくり。結構長い間連載してましたよね。アニメ化が花道という感じでしょうか。

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2005年01月29日 (土)

ヘウレーカ (本:2005/01/29)

<購入>
『日経キャラクターズ!』3月号(日経BP社
『S-Fマガジン』3月号(早川書房
吉田直『トリニティ・ブラッド Rage Against the Moons フロム・ジ・エンパイア』(角川スニーカー文庫)
アーシュラ・K・ル・グィン/小尾芙佐訳『闇の左手』(ハヤカワ文庫SF)
岩明均『ヘウレーカ』(白泉社/JETS COMICS)

<読了>
岩明均『ヘウレーカ』(白泉社/JETS COMICS)

岩明均『ヘウレーカ』『ヒストリエ』と同じく歴史世界を舞台にしたもので面白いです。1巻で終わりで、ちょうど2時間の映画にできそうな分量。

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2005年01月26日 (水)

難しい議論 (本:2005/01/26)

<読了>
赤川学『子どもが減って何が悪いか!』(ちくま新書)

<購入>
『週刊少年サンデー』No.9(小学館
『月刊ガンダムエース』3月号(角川書店

赤川学『子どもが減って何が悪いか!』は、ライフスタイルの多様性を確保する「選択の自由」が保障され、公平な「負担の分配」を行う社会制度をつくろうという主張で、そこについては反論するべきところはなく納得です。それで、その結果「子どもの数が少なくなったとしても、それはそれで仕方ないことだ」ということでこの本は終わっているのですが、これはおそらくさらに議論を進める必要があります。それは、「選択の自由」が保障され、公平な「負担の分配」を行う社会制度をつくりながらも、子どもの数を減らさない方法は無いのかというところだと思うのですが、この答えを見つけるのはとても難しいですよね…。具体的にはあえて書きませんけど、倫理的な面で大きな転回が起こらないと難しいんじゃないでしょうか。

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2005年01月25日 (火)

本:2005/01/25

<購入>
『月刊アフタヌーン』3月号(講談社

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2005年01月24日 (月)

本:2005/01/24

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.8(小学館

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2005年01月23日 (日)

トリニティ・ブラッド (本:2005/01/23)

<読了>
吉田直『トリニティ・ブラッド Reborn on the Mars 嘆きの星』(角川スニーカー文庫)
原作:吉田直/作画:九条キヨ『トリニティ・ブラッド』第3巻(角川書店/あすかコミックス)

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2005年01月20日 (木)

『万物理論』読了 (本:2005/01/20)

<読了>
グレッグ・イーガン/山岸真訳『万物理論』(創元SF文庫)

グレッグ・イーガン作品はSF的アイデアの緻密さと論理の跳躍の派手さという点では折り紙付きなので、この作品もそこは期待通りで面白かったのですが、本作は特に彼の倫理観というか主張がよく出ていて、そこが何より素晴らしかったです。『祈りの海』(ハヤカワ文庫SF)でも明確にされていた宗教に対する不信感は相変わらずなのですが、ここではさらに、他者を代弁することの傲慢さや「大きいHワード」としての一面的なヒューマニズムを押しつけることの暴力性への批判、既存のジェンダーとセクシュアリティの枠組みから自由になった生き方の提示(『汎性』)など、近年の社会学周辺でもトピックスとなっている事柄を巧みに取り扱っていて恐れ入ります。この作品が発表されたのが1995年で今から10年も前だというのが信じられないぐらいです。それから、SF的アイデアの方の肝である「万物理論」についての話は、世界内存在としての人間が、同時にその世界を想像(創造)するというのがどういうことなのかという話で、以前に「よくわからない」と書いた永井均『私・今・そして神 −開闢の哲学』(講談社現代新書での議論と通底するものがある感じです。なのでもう一回読んだらそっちも少し理解できるかも。

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2005年01月19日 (水)

『ヒストリエ』 (本:2005/01/19)

<購入>
『週刊少年サンデー』No.8(小学館

<読了>
岩明均『ヒストリエ』第1巻, 第2巻(講談社/アフタヌーンKC)

岩明均『ヒストリエ』は借りて読んだのですが、まとめて読むと改めて面白いですねー。モノローグを多用して表現される主人公の行動原理の明快さ、伏線とそれをしっかり拾っていく意外な展開など、ストーリーの語り方が抜群に上手です。グロい描写もたくさんあるのですが、この岩明均さんの絵は、無機質なグロさというかさっぱりしたグロさで、抵抗なく読めてしまいますね。逆に、誤解を恐れずに書くと、これは“気持ちいい”絵なんだと思います。かなりひどい描写が多いんですけど不思議ですね。それから、『月刊アフタヌーン』での連載時に比べてこの単行本のものは大幅に加筆・修正されていてびっくりしました。

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2005年01月17日 (月)

『BECK』最新刊 (本:2005/01/17)

<購入>
ハロルド作石『BECK』第21巻(講談社/KCデラックス)
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.7(小学館

<読了>
ハロルド作石『BECK』第21巻(講談社/KCデラックス)

次の22巻が面白そうです。

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2005年01月12日 (水)

本:2005/01/12

<購入>
『週刊少年サンデー』No.7(小学館
『月刊コミックビーム』2月号(エンターブレイン

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2005年01月11日 (火)

少子化問題への視座 (本:2005/01/11)

<購入>
桜場コハル『みなみけ』第1巻(講談社/ヤンマガKC)
大森望、三村美衣『ライトノベル☆めった斬り!』(太田出版
赤川学『子どもが減って何が悪いか!』(ちくま新書)
『月刊ニュータイプ』2月号(角川書店
『アニメージュ』2月号(徳間書店

いわゆる少子化問題に関しては、いかに子供を増やすのかという問題設定で論じているものが大半だと思いますが、赤川学『子どもが減って何が悪いか!』は、「少子化は止めようがなく」、「これを前提とした公平で自由な社会を目指すべき」だという主張を行っているそうです。まだ読んでいないので実際に説得力のある議論が行われているかどうかはわかりませんが、こういう視座は目からウロコですね。赤川学さんは社会学者として実績のある方なので期待してます。

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2005年01月05日 (水)

『いでじゅう!』が面白い (本:2005/01/05)

<購入>
『月刊コミックフラッパー』2月号(メディアファクトリー
『週刊少年サンデー』No.6(小学館

『週刊少年サンデー』に連載中のモリタイシ『いでじゅう!』ですがラブコメ展開が頂点に来てて面白いですねー。これからどうなるんでしょうか。

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2005年01月04日 (火)

『放浪息子』第3巻読了 (本:2005/01/04)

<購入>
柳沼行『ふたつのスピカ』第7巻(メディアファクトリー/MFコミックス)
作:冲方丁/画:伊藤真美『ピルグリム・イェーガー』第4巻(少年画報社/YKコミックス)
『S-Fマガジン』2月号(早川書房
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.5・6合併号(小学館

<読了>
志村貴子『放浪息子』第3巻(エンターブレイン/BEAM COMIX)

志村貴子『放浪息子』はとてもいいです。かつて小学生男子だったおまえらはこれ読んで反省すること。

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2005年01月02日 (日)

『第六大陸』読了 (本:2005/01/02)

<購入>
橘木俊詔 編著『封印される不平等』(東洋経済新報社
グレッグ・イーガン/山岸真訳『万物理論』(創元SF文庫)

<読了>
小川一水『第六大陸 2』(ハヤカワ文庫JA)

『第六大陸』は面白くて2巻目もすぐ読んでしまいました。これはアニメにしたいですねー。もう誰か企画してるんでしょうか? あとがきで紹介されていた絵本、加古里子『宇宙 ―そのひろがりをしろう―』(福音館書店は僕も昔好きでよく読んでました。懐かしいです。加古里子(かこさとし)さんの絵本は、他には「からだの本」シリーズが大好きでほんとによく読んでましたね。

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2005年01月01日 (土)

王道の美少女キャラクター (本:2005/01/01)

<読了>
小川一水『第六大陸 1』(ハヤカワ文庫JA)

民間企業が月面開発をしようとする話の1巻目。小川一水さんの作品は初めて読むのですが、評判通りこれは相当面白いですね。ただ、キャラクター(特に女性キャラクター)のセリフ回しが必要以上にアニメっぽい、というかキャラクター小説っぽいのが他の部分のリアリティのレベルと少しずれた感じがして気にはなりました。とは言え、ヒロインの「妙」がそのおかげですごくかわいいです。『月詠 -MOON PHASE-』のヒロイン「葉月」と、性格とか口調とか年齢が似てたのでダブって見えました。ちょっと淋しげで高飛車、でも実は素直、という王道の美少女キャラクターってことですかね。ところで、月には死ぬまでに一度は行ってみたいと思ってるのですが、一般人が観光で行けるぐらいになるまでにあと何年ぐらいかかるんでしょうか。うーんぎりぎりかな…。

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2004年12月28日 (火)

『星界の戦旗IV』読了 (本:2004/12/28)

<読了>
森岡浩之『星界の戦旗IV 軋む時空』(ハヤカワ文庫JA)

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』1.27増刊(『増刊ビッグコミックスピリッツCasual』No.3)(小学館

森岡浩之『星界の戦旗IV 軋む時空』ですがあっさりと読み終わりました。今度は弟くんも活躍するようですね。この「星界」の世界設定には慣れきっていてアニメ版も見ているので、特殊な宇宙空間(『平面宇宙』)などでの戦闘シーンも頭の中ではっきりビジュアルを描きながら読めるのですが、そういう戦闘の描写の中で今回特に面白かったのは宇宙艦が集団で「超高加速」をする場面。迫力がありました。僕がこのシリーズで一番好きな部分は主人公二人の間にある奇妙な信頼関係の描写なのですが、こういう戦闘の場面も面白いですね。この「IV」の終わりはものすごく中途半端だったので、次の「V」はせめて半年以内には出して欲しいところです。6月ぐらいかな…。

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2004年12月26日 (日)

「Stuff」 (本:2004/12/26)

<購入>
志村貴子『放浪息子』第3巻(エンターブレイン/BEAM COMIX)
幸村誠+モーニング編集部『ふたごのプラネテス Comic, Animation & Stuffs』(講談社/モーニングKCピース)
『月刊アフタヌーン』2月号(講談社
『月刊ガンダムエース』2月号(角川書店

幸村誠+モーニング編集部『ふたごのプラネテス Comic, Animation & Stuffs』はDVD付きの本。「Stuffs」って「Staffs」のスペルミスかと思ったんですけど、奥付とか表紙とか全てがそうなってるので、間違いではなさそうです。「素材」とか「資料」といった意味で「Stuff」なんでしょうかね。設定資料とか載ってるし。

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2004年12月22日 (水)

『恋風』最終巻 ※ややネタばれあり (本:2004/12/22)

<購入>
吉田基已『恋風』第5巻(講談社/イブニングKC)
『週刊少年サンデー』No.4・5合併号(小学館

<読了>
吉田基已『恋風』第5巻(講談社/イブニングKC)

吉田基已『恋風』は実の兄妹の恋愛を描いていて一部で話題沸騰な作品ですが、これが最終巻です。掲載誌の『イブニング』での連載よりも先に、アニメの方が今年の6月放送の最終話で物語の終わりを描いていたのですが、マンガもアニメとほぼ同じような終わり方でしたね。結局どん詰まってしまって、悲しく笑って終わる。3巻ぐらいまではよくあるラブコメっぽい感じで結構楽しいマンガなんですけど、4巻以降シリアス一辺倒になってからはちょっとつらいです。キャラクターの気持ちは痛いほど伝わってくるのに、どうすればいいのか全く解が見えず、最後は「それでいいのかよ!」というツッコミも出来ないまま読者は取り残されて終わる感じ。「実は兄妹ではありませんでした」という韓国ドラマあたりでよくある話(『冬のソナタ』とか)ではなくて間違いなく実の兄妹という設定なので、救いがありません。でも、もしかしたら肉親同士での恋愛もゲイとかと同じようにそのうち社会的に受け入れられるようになるのでしょうかね。歴史的にはそういうのが普通のことだった時代と場所もあったようだし。まあそういう肉親同士の恋愛を容認させようとする主張や運動は寡聞にして知りませんけど。

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2004年12月21日 (火)

星界シリーズ新作発売 (本:2004/12/21)

<購入>
森岡浩之『星界の戦旗IV 軋む時空』(ハヤカワ文庫JA)

「星界」シリーズの新作がやっと出ました。本日発売。前作の『星界の戦旗III 家族の食卓』が出版されたのが2001年の3月なので、3年半以上ぶりです。でも待たされた割に本が結構薄いな…。

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2004年12月20日 (月)

本:2004/12/20

<購入>
小林尽『スクールランブル』第7巻(講談社/講談社コミックス)
島本和彦『吼えろペン』第13巻(小学館/サンデーGXコミックス)
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.3・4合併号(小学館

<読了>
小林尽『スクールランブル』第7巻(講談社/講談社コミックス)

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2004年12月17日 (金)

他山の石 (本:2004/12/17)

<読了>
城繁幸『内側から見た富士通 「成果主義」の崩壊』(光文社/光文社ペーパーバックス)

話題になっていた本でもあり、富士通の「成果主義」型人事評価システムというのは僕の勤める会社での人事評価システムと非常によく似ているらしいので興味があって読んでみました。読んでみると、実際よく似ていたというかそっくりで驚きました。でもだからと言って自分の会社が心配にはあまりなってません。何故なら、僕の勤める会社は社員300人程度の中小企業なのですが、富士通で「成果主義」が上手くいかなかったのは、社内同士での他力本願やコミュニケーション断絶、さらには経営の無責任や人事部の傲りが原因のようで、これはそれでもある程度は会社が回っていってしまう大企業だからこそ逆に放置しておけていることだと思うからです。中小企業で社員の多くが顔見知りだったりする場合は、そんなことがあればすぐ致命傷になってしまうと思うので、そもそもこの本で書かれている富士通の人事部のように勘違いをしている暇などないでしょう。まあ何にせよ他山の石にしたいです。
それにしてもこの本に書かれている顛末は本当にバカバカしいですね…。本の内容については富士通から訴訟が起こされたりはしていないようなのでほぼ間違っていないのだと思いますが、これでは富士通が本気で心配になります。

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2004年12月15日 (水)

本:2004/12/15

<購入>
『週刊少年サンデー』No.3(小学館

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2004年12月14日 (火)

本:2004/12/14

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.2(小学館

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2004年12月11日 (土)

本:2004/12/11

<購入>
『月刊ニュータイプ』1月号(角川書店
『アニメージュ』1月号(徳間書店
『月刊コミックビーム』1月号(エンターブレイン

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2004年12月08日 (水)

よくわからない本 (本:2004/12/08)

<読了>
永井均『私・今・そして神 −開闢の哲学』(講談社現代新書

<購入>
『週刊少年サンデー』No.2(小学館

永井均『私・今・そして神 −開闢の哲学』ですが正直何を言ってるのかよくわかりませんでした。内容としては、独我論を否定して、時間の中で連続する客観的「世界」が存在することを証明しようとしているような感じでしたが(違うかも知れませんが)、自分の読解力と教養の無さを棚に上げて言ってしまうと、議論があっちこっちに向かっていて読みにくいという印象です。これは雑誌での連載をまとめたものだからでしょうか。文章も変にくだけた感じにしようとしておかしい。内容がなんだかんだ言って固いわけだから、文体も相応のものにすればいいと思うのですが。

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2004年12月07日 (火)

本:2004/12/07

<購入>
城繁幸『内側から見た富士通 「成果主義」の崩壊』(光文社/光文社ペーパーバックス)

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2004年12月06日 (月)

本:2004/12/06

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.1(小学館

<読了>
あずまきよひこ『よつばと!』第3巻(メディアワークス/電撃コミックス)

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2004年12月05日 (日)

本:2004/12/05

<購入>
『月刊コミックフラッパー』1月号(メディアファクトリー
『ライトノベル完全読本』Vol.2(日経BP社/日経BPムック)

『ライトノベル完全読本』って続刊することになったんですね。

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2004年12月03日 (金)

本がたまっていく (本:2004/12/03)

<購入>
原作:大槻ケンヂ/作画:佐佐木勝彦 清水沢亮『グミ・チョコレート・パイン』第5巻(講談社/KCデラックス)
ゆうきまさみ『鉄腕バーディー』第7巻(小学館/ヤングサンデーコミックス)
吉田直『トリニティ・ブラッド Reborn on the Mars 嘆きの星』(角川スニーカー文庫)
『日経キャラクターズ!』1月号(日経BP社

また本を買ったんですけど、前に買ったのもまだ読んでないんですよね…。なんとかしないと。

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2004年12月01日 (水)

本:2004/12/01

<購入>
『月刊ガンダムエース』1月号(角川書店
『週刊少年サンデー』No.1(小学館

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2004年11月30日 (火)

「伝統」 (本:2004/11/30)

<購入>
『S-Fマガジン』1月号(早川書房
『ファウスト』Vol.4(講談社
『Comic新現実』vol.2(角川書店
『このライトノベルがすごい!2005』(宝島社
原作:富野由悠季/作画:中村嘉宏『オーバーマン キングゲイナー』第3巻(メディアファクトリー/MFコミックス)
あずまきよひこ『よつばと!』第3巻(メディアワークス/電撃コミックス)
太田垣康男『MOONLIGHT MILE』第9巻(小学館/ビッグコミックス)
安彦良和『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』第8巻(角川書店/角川コミックス・エース)

<読了>
大塚英志『「伝統」とは何か』(ちくま新書)

本を大量に買いました。でも最近読むペースが買うペースに全く追いついていなくて、たまる一方です…。大塚英志『「伝統」とは何か』は、「伝統」とは近代において作られたものであるということをふまえて(ふまえるまでの議論もちゃんとされてます)、「伝統」に頼ることなく「私」たち(『私たち』ではなく)が共に生きていくにはどうすれば良いのかということを、柳田國男の民俗学を題材に論じてます。結論としては、そのためには「近代」的な主体としての「私」たちがお互いに言葉で交渉しあう中で「共存できる価値」(=『公共性』?)を創りだすことだ、ということになっています。確かにその通りだと思うんですけど、でも、「伝統」の「伝統」性を疑わず、それに身を委ねてしまう人が多い中で、それはかなりハードルが高いようにも思います。結局は、「共存できる価値」として、より無害な「伝統」を捏造し続けるのが良いのかも知れませんね。

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2004年11月27日 (土)

本:2004/11/27

<読了>
呉智英『言葉の常備薬』(双葉社

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2004年11月25日 (木)

出来の悪いフィギュア (本:2004/11/25)

<購入>
『月刊アフタヌーン』1月号(講談社
小林尽『スクールランブル』第6巻(講談社/講談社コミックス)

<読了>
小林尽『スクールランブル』第6巻(講談社/講談社コミックス)

『スクールランブル』第6巻は、キャラクターの小さいフィギュア(ストラップ?)が付いたものがたくさん売れ残っていたのですが、そのフィギュアの出来が非常に悪いので全く欲しくならず、安いフィギュア無し版を探していて今日やっと見つけました。最近、雑誌や単行本やDVDのおまけにフィギュアが付いてることがよくありますけど、きっと作り過ぎで質が落ちてるんでしょうね。

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2004年11月24日 (水)

文学と文芸批評をどこで立て直すのか (本:2004/11/24)

<購入>
田丸浩史『ラブやん』第4巻(講談社/アフタヌーンKC)
沙村広明『無限の住人』第17巻(講談社/アフタヌーンKC)
木尾士目『げんしけん』第5巻(講談社/アフタヌーンKC)
野中英次『魁!! クロマティ高校』第11巻(講談社/講談社コミックス)
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.52(小学館
『週刊少年サンデー』No.52(小学館

<読了>
大塚英志『物語消滅論 −キャラクター化する「私」、イデオロギー化する「物語」』(角川oneテーマ21

『物語消滅論 −キャラクター化する「私」、イデオロギー化する「物語」』ですが、「近代」を(とりあえず)立て直すことが必要だとする筆者の現在の状況分析が読みやすく語られていて(“語り下し”形式だそうです)、非常に興味深いです。筆者は、進化論的な因果律による“大きな物語”としての「歴史」(イデオロギー)が消滅した後では、その代わりに世界を説明する因果律として単純な「物語」(狭義)の構造が採用されているとし、そのリスクに抗するために、「近代」的言説としての「文学」や「文芸批評」を社会の中で機能させなければならないとします。筆者が言う、物語の構造で世界が捉えられてしまうことのリスクというのは、要するに、物語が、説話論的な「善と悪」「主体」「援助者」といったキャラクターとして単純化された要素によって理由などなく展開される(“敵”だから倒す、というような)ものであるが故に、その構造で世界が捉えられてしまうことで物事に理由が求められなくなってしまう(イラクは“悪”だから戦争に理由は不要である、といったように)ということと、物語のキャラクターとして「私」が捉えられてしまうことで、若い世代の近代的自我が形成されにくくなっている、ということなのだと思います。そして、物語はその分かりやすさ故に非常に強い社会的動員力を持っていると。筆者のこれらの状況分析は非常に的確で僕にはあまり反論するポイントはありません。唯一あるとすれば世代論的な輪切りが強過ぎる気がすることぐらいです。それで、そういう状況であるならば、「文学」や「文芸批評」がどの場で行われるべきなのかというのがこれから注目すべき点だと思うのですが、これはどうなんでしょうか。筆者が言うようにこれらを社会の中で機能させようとするなら、届くべき人達のところに届くものでなければならないわけですが、現在の「文芸誌」などはそういうリーチ力を全く持ち合わせていません。それならそれなりの読者を獲得しているライトノベルやマンガなのかというと、筆者はこの辺りの「資本主義システムに奉仕するような形でものを作ることを徹底して求められてき」たものが「文学」の代行をするのは非常にリスキーだと述べます(159ページ:ただし同時にその辺が『文学』をやる可能性も述べてます)。リスキーだというのはわかりますが、しかし、現在「文学」が効果的に立ち上がる可能性があるのはやっぱりその辺しかないんじゃないでしょうか。それが不可能ならばもう社会的に機能する「文学」など無理なのでは。一方で、社会批評としての「文芸批評」の場としては、僕はネットが一番可能性があると思います。こういうブログとかですね。などと言ってしまうとブログの可能性を過大評価しているみたいでちょっと嫌ですけど。

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2004年11月23日 (火)

柏の新星堂で (本:2004/11/23)

<購入>
監修:ハロルド作石&月刊少年マガジン編集部/構成:草野真一『BECK Volume0 THE GUIDE BOOK』(講談社/KCデラックス)

この本は前に新宿で探していたのですが売り切れていて、柏の新星堂に行ってみたらありました。昔からそうなのですが、柏って本とかCDなどの品揃えはそこそこ良くて、都内で売り切れてたりするものも結構あったりするから良いですね。

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2004年11月21日 (日)

『DEATH NOTE』第4巻まで (本:2004/11/20)

<読了>
原作:大場つぐみ/漫画:小畑健『DEATH NOTE』第1巻〜第4巻(集英社/ジャンプ・コミックス)

話題の『DEATH NOTE』ですが既刊4巻まで読みました。論理で詰めていく劇作は非常に面白かったですけど、これが『週刊少年ジャンプ』に連載されているというのがちょっと気持ち悪いですね。自分の勝手な論理で大量殺人を行っている主人公が、(4巻まで読んだ段階では)表面的には格好いいキャラクターとして読者が感情移入するように描かれているのが納得いきません(よく読むと性格破綻者として描かれているようですが)。『週刊少年ジャンプ』が一応“少年誌”であることを考えると、最後までこの主人公が格好いいままで終わるとは思えないので、最後の落とし所によっては全体として全く印象の違う作品になるとは思うのですが、最後がどうあれ、リテラシーをあまり身に付けていない読者はここまでの話の流れから単純に強い負のメッセージを受け取ってしまうと思うので、これは毎週何百万部も出ている“少年誌”に連載するような作品ではないと思います。

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2004年11月17日 (水)

ハイペリオンの没落

<読了>
ダン・シモンズ/酒井昭伸訳『ハイペリオンの没落』下巻(ハヤカワ文庫SF)

『ハイペリオン』二部作読み終わりました。巻末にある大森望さんの解説でも絶賛されていましたが、最高に面白かったです。あと特筆すべきだと思うのは、酒井昭伸さんによる訳文の良さ。漢語の使い方が上手で、文章も非常にこなれていて素晴らしい。さらに続編の『エンディミオン』も早く読みたいのですが、他にたまっている本がたくさんあるのでとりあえずしばらくお預けにしておきます。

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2004年11月15日 (月)

本:2004/11/15

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.51(小学館
『月刊コミックビーム』12月号(エンターブレイン

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2004年11月12日 (金)

本:2004/11/12

<購入>
原作:大場つぐみ/漫画:小畑健『DEATH NOTE』第1巻〜第4巻(集英社/ジャンプ・コミックス)
小林尽『スクールランブル』第5巻(講談社/講談社コミックス)
とり・みき×ゆうきまさみ『新・土曜ワイド殺人事件 〜京都藁人形殺人事件〜』(角川書店/ドラゴンコミックス)

<読了>
小林尽『スクールランブル』第5巻(講談社/講談社コミックス)

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2004年11月10日 (水)

本:2004/11/10

<購入>
『週刊少年サンデー』No.50・51合併号(小学館
『月刊ニュータイプ』12月号(角川書店
『アニメージュ』12月号(徳間書店

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2004年11月08日 (月)

本:2004/11/08

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.50(小学館
『月刊コミックフラッパー』12月号(メディアファクトリー

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2004年11月04日 (木)

本:2004/11/04

<購入>
ハロルド作石『BECK』第20巻(講談社/KCデラックス)

<読了>
ハロルド作石『BECK』第20巻(講談社/KCデラックス)

どんどん読んで最新刊まで読んでしまいました。

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2004年11月03日 (水)

新書 (本:2004/11/03)

<購入>
大塚英志『「伝統」とは何か』(ちくま新書)
大塚英志『物語消滅論 −キャラクター化する「私」、イデオロギー化する「物語」』(角川oneテーマ21
永井均『私・今・そして神 −開闢の哲学』(講談社現代新書
ダン・シモンズ/酒井昭伸訳『エンディミオンの覚醒』上巻, 下巻(ハヤカワ文庫SF)
ハロルド作石『BECK』第17巻〜第19巻(講談社/KCデラックス)

<読了>
ハロルド作石『BECK』第17巻〜第19巻(講談社/KCデラックス)

書店で見掛けて大塚英志さんの新書を2冊買ったのですが、奥付を見たら発行日が2冊とも同じ10月10日でした。精力的ですねー。ところで、講談社現代新書の表紙には、今までは必ず一点イラストがあってデザインがされていたのですが、新刊ではそれが無くなってタイトルと著者名だけになったようです。味気ない感じですね…。もしかしたら積極的なデザイン変更のつもりなのかもしれないですけど、コスト削減にしか見えません。

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2004年11月02日 (火)

本:2004/11/02

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.49(小学館
『週刊少年サンデー』No.49(小学館
ハロルド作石『BECK』第16巻(講談社/KCデラックス)

<読了>
ハロルド作石『BECK』第16巻(講談社/KCデラックス)

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2004年11月01日 (月)

本:2004/11/01

<購入>
ハロルド作石『BECK』第14巻, 第15巻(講談社/KCデラックス)

<読了>
ダン・シモンズ/酒井昭伸訳『ハイペリオンの没落』上巻(ハヤカワ文庫SF)
ハロルド作石『BECK』第14巻, 第15巻(講談社/KCデラックス)

『ハイペリオン』の謎解きとなっている続編『ハイペリオンの没落』ですがこちらも面白いですねー。先がどんどん読みたくなります。

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2004年10月30日 (土)

本:2004/10/30

<購入>
ハロルド作石『BECK』第8巻〜第13巻(講談社/KCデラックス)
監修:ハロルド作石&月刊少年マガジン編集部/構成:草野真一『BECK Volume00 THE GUIDE BOOK EX』(講談社/KCデラックス)
小林尽『スクールランブル』第3巻, 第4巻(講談社/講談社コミックス)
ダン・シモンズ/酒井昭伸訳『エンディミオン』上巻, 下巻(ハヤカワ文庫SF)

<読了>
ハロルド作石『BECK』第8巻〜第13巻(講談社/KCデラックス)
小林尽『スクールランブル』第3巻, 第4巻(講談社/講談社コミックス)

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2004年10月29日 (金)

本:2004/10/28

<購入>
ハロルド作石『BECK』第3巻〜第7巻(講談社/KCデラックス)

<読了>
ハロルド作石『BECK』第3巻〜第7巻(講談社/KCデラックス)

というわけでどんどん読んでます。

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2004年10月27日 (水)

小林治監督 (本:2004/10/27)

<購入>
『週刊少年サンデー』No.48(小学館

<読了>
ハロルド作石『BECK』第1巻, 第2巻(講談社/KCデラックス)

ハロルド作石『BECK』は面白いですねー。平凡に見えた主人公が実はすごい才能を持っていた…という話は大好きです。主人公の「コユキ」がとてもいい奴だというのも読んでて楽しい。ところで、原作を読んでわかったのですが、アニメの『BECK』はアニメオリジナルの演出がかなり良い感じで入っているんですね。第1話か第2話での、小学生の頃の「コユキ」と「泉ちゃん」のお別れのシーンにすごく細かい演技が入っていてとても印象的だったのですが、そのシーンは原作にはありませんでした。おそらく監督で脚本・絵コンテもやっている小林治さんによるものだと思うのですが、前に見たことがあるこの人の短編アニメ『table&fishman』も何か不思議な感じで面白かったし、注目したいアニメ監督です(ちなみに同姓同名の有名な人がアニメ業界に何人かいらっしゃいますので間違えないよう注意)。

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2004年10月26日 (火)

『少年エース』創刊10周年 (本:2004/10/26)

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』11.15増刊(『増刊ビッグコミックスピリッツCasual』No.2)(小学館
『月刊ガンダムエース』12月号(角川書店
『月刊少年エース』12月号(角川書店

『月刊少年エース』は「創刊10周年記念号」だということで久し振りに買ってみました。創刊した時に書店で見掛けたのを覚えてますが、その時からもう10年経っているというのは、早いというか何か不思議な感じがします。

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2004年10月25日 (月)

本:2004/10/25

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.48(小学館
『月刊アフタヌーン』12月号(講談社

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2004年10月24日 (日)

本:2004/10/24

<購入>
オースン・スコット・カード/田中一江訳『シャドウ・パペッツ』(ハヤカワ文庫SF)

『エンダー』シリーズ(の姉妹編)の新作ですが前作『シャドウ・オブ・ヘゲモン』が出てから結構すぐに発売されましたね。読むのが楽しみです。

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2004年10月21日 (木)

本:2004/10/21

<購入>
『週刊少年サンデー』No.47(小学館

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2004年10月18日 (月)

本:2004/10/18

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.47(小学館

<読了>
小林尽『スクールランブル』第2巻(講談社/講談社コミックス)

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2004年10月15日 (金)

『ハイペリオン』下巻 (本:2004/10/15)

<読了>
ダン・シモンズ/酒井昭伸訳『ハイペリオン』下巻(ハヤカワ文庫SF)
古賀亮一『ニニンがシノブ伝』第3巻(メディアワークス/DENGEKI COMICS EX)

<購入>
『S-Fマガジン』11月号(早川書房
『月刊コミックビーム』11月号(エンターブレイン

ダン・シモンズ/酒井昭伸訳『ハイペリオン』面白いですねー。下巻は上巻よりさらに面白くなってました。特に、「シュライク」によって肉体が時間を遡る(つまり若返る)病気(?)になり、大切な人生の記憶と人とのつながりを文字通り一日一日失っていく女性の姿を、その父親が語る物語として描いている第四章「学者の物語:忘却の川の水は苦く」は、訳者解説にも書いてありましたがダニエル・キイス『アルジャーノンに花束を』風の切なさがあって良いです。でもこの物語をさらに良くしているのは、そういう切なさの中にある甘美さです。娘が一日一日若返っていくというのは、昔の思い出の中の娘が甦っていくということでもあるわけで、これは実は「あの日に帰りたい」的な欲望を実現している物語でもある。もっとも、物語の中では親としてのつらさと切なさだけが語られているわけで、甘美とか言ってられるのは僕が親になったことがないからかも知れませんけど。

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2004年10月13日 (水)

本:2004/10/13

<購入>
『週刊少年サンデー』No.46(小学館

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2004年10月12日 (火)

本:2004/10/12

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.46(小学館

<読了>
小林尽『スクールランブル』第1巻(講談社/講談社コミックス)

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2004年10月11日 (月)

本:2004/10/11

<購入>
小林尽『スクールランブル』第1巻, 第2巻(講談社/講談社コミックス)
ハロルド作石『BECK』第1巻, 第2巻(講談社/KCデラックス)
文月晃『藍より青し』第14巻(白泉社/JETS COMICS)
『月刊コミックフラッパー』11月号(メディアファクトリー
『月刊ニュータイプ』11月号(角川書店
『アニメージュ』11月号(徳間書店

アニメを見て面白かったので原作マンガの単行本を買うという非常に理想的な消費者として行動してしまいました。楽しいからいいんだけど少し悔しかったり。ちなみに単行本は紀伊國屋書店新宿本店Comic & DVD Forestで買ったのですが、買う時レジに電撃文庫総合目録2004があったのでもらって来ました。いち押しシリーズの特集ページ付きでオールカラー140ページ以上もある目録。ずいぶん金かけてますねえ。

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2004年10月10日 (日)

本:2004/10/10

<読了>
古賀亮一『ニニンがシノブ伝』第2巻(メディアワークス/DENGEKI COMICS EX)

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2004年10月06日 (水)

本:2004/10/06

<購入>
『週刊少年サンデー』No.45(小学館

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2004年10月04日 (月)

本:2004/10/04

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.45(小学館
『日経キャラクターズ!』11月号(日経BP社
『ユリイカ』9月臨時増刊号「総特集 西尾維新」(青土社

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2004年10月02日 (土)

本:2004/10/02

<読了>
古賀亮一『ニニンがシノブ伝』第1巻(メディアワークス/DENGEKI COMICS EX)

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2004年09月30日 (木)

本:2004/09/30

<購入>
古賀亮一『ニニンがシノブ伝』第1巻〜第3巻(メディアワークス/DENGEKI COMICS EX)
ダン・シモンズ/酒井昭伸訳『ハイペリオンの没落』上巻, 下巻(ハヤカワ文庫SF)
『Comic新現実』vol.1(角川書店

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2004年09月28日 (火)

ハイペリオン

<読了>
ダン・シモンズ/酒井昭伸訳『ハイペリオン』上巻(ハヤカワ文庫SF)

読み始めてすぐのプロローグあたりでは、連邦とか艦隊とかワーグナーとかが出て来るのでこれはもしかしてマッチョなスペースオペラなのかと一抹の不安を覚えたのですが、それは物語世界の枠組みがそんな風なだけで、展開するストーリーには宗教とかサイバーパンク、終末観などSFで扱われて来たおいしい要素がいろいろ盛り込まれていて非常に面白いです。引き続き下巻も読み進め中。

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2004年09月27日 (月)

本:2004/09/27

<購入>
『月刊アフタヌーン』11月号(講談社
『月刊ガンダムエース』11月号(角川書店
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.44(小学館

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2004年09月23日 (木)

本:2004/09/23

<購入>
『週刊少年サンデー』No.43(小学館

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2004年09月20日 (月)

本:2004/09/20

<購入>
『月刊コミックビーム』10月号(エンターブレイン
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.43(小学館

『月刊コミックビーム』は先月号を買って読んだらやっぱり面白かったので毎号買うことにしました。

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2004年09月15日 (水)

本:2004/09/15

<購入>
『週刊少年サンデー』No.42(小学館

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2004年09月13日 (月)

本:2004/09/13

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.42(小学館

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2004年09月12日 (日)

本:2004/09/12

<読了>
石田敦子『アニメがお仕事!』第1巻(少年画報社/YKコミックス)

これ、キャラクターの言動とか服装など雰囲気が80年代っぽかったので石田敦子さんの自伝みたいな感じのマンガなのかと思っていたのですが、マンガの中で携帯電話が普通に使われていたのでもしかして時代設定は今なのでしょうか…? そういえばアニメ制作現場にセルも出て来ないし。やっぱり今なんでしょうね。

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本:2004/09/11

<購入>
羽生生純『恋の門』第1巻〜第5巻(エンターブレイン/BEAM COMIX)
大暮維人『天上天下』第12巻(集英社/ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ)
ダン・シモンズ/酒井昭伸訳『ハイペリオン』上巻, 下巻(ハヤカワ文庫SF)
山田正紀『エイダ』(ハヤカワ文庫JA)
小川一水『第六大陸 1』(ハヤカワ文庫JA)
小川一水『第六大陸 2』(ハヤカワ文庫JA)
野尻抱介『クレギオン1 ヴェイスの盲点』(ハヤカワ文庫JA)
野尻抱介『クレギオン2 フェイダーリンクの鯨』(ハヤカワ文庫JA)
『月刊ニュータイプ』10月号(角川書店
『アニメージュ』10月号(徳間書店

<読了>
羽生生純『恋の門』第1巻〜第5巻(エンターブレイン/BEAM COMIX)

というわけで今日は本を補給。羽生生純『恋の門』は面白くて深夜4:00ぐらいまでかけて全5巻を一気に読んでしまいました。『ハイペリオン』シリーズはちょっと長いのでなかなか手が出せなかったのですが、読み始めることにします。

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2004年09月08日 (水)

超越的価値の体現者としての「美少女」

<読了>
ササキバラ・ゴウ『<美少女>の現代史−「萌え」とキャラクター』(講談社現代新書

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.41(小学館
『週刊少年サンデー』No.41(小学館
『月刊コミックフラッパー』10月号(メディアファクトリー

『<美少女>の現代史−「萌え」とキャラクター』は、要するにいわゆる「大きな物語」が完全に崩壊していく80年代以降の時代に、(男性の)実存を保証してくれる超越的価値の体現者としての「美少女」がマンガやアニメ・PCゲームに蔓延していった、ということを、業界内で生きてきた筆者が振り返って簡潔にまとめている本です。こういう単純な枠組みできれいに説明できているのでなかなか面白かったですが、それよりもむしろ後半で少し言及されていた、「内面」を持たされた「美少女」に対して「透明な存在」としての男性から一方的に投げられる視線の暴力性についてや、そういう透明な「見る存在」としての生き方の閉塞性について筆者がどう考えるのかもうちょっと読んでみたかったです。つまり「『美少女とひとり暮らし』という新しいライフスタイル」(193ページ)がリアリティを持って成立している状況をどう捉えていくべきなのか。筆者はそれは今後の課題だということでまとめていますが、むしろそこが本題のはずなので、今後何らかの議論を提出してくれるのでしょう。でもまあこういう議論は、超越的価値を何に求めるのか、というような話になってくると思うのでいくら議論しても難しいとは思うんですけど。ただ、そういう超越性を国家とか民族とか排他的な神に求めるくらいなら、「美少女」の方が全然いいよね、とは思うわけです。

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2004年09月07日 (火)

本:2004/09/07

<購入>
ゆうきまさみ『鉄腕バーディー』第6巻(小学館/ヤングサンデーコミックス)
石田敦子『アニメがお仕事!』第1巻(少年画報社/YKコミックス)
安彦良和『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式ガイドブック』(角川書店/角川コミックス・エース)

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2004年09月02日 (木)

自分の行為の政治性、文化の政治性を意識してみる(本:2004/09/02)

<読了>
岩渕功一編『アジア理解講座3 越える文化、交錯する境界 トランス・アジアを翔るメディア文化』(山川出版社

テレビ番組や映画・音楽・マンガ・アニメなどが「アジア」でナショナルな境界を越えて流通する状況を、ありがちな「日本文化」への自己満足的な称揚や「文化交流」への過度な期待に陥ることなく、文化の政治性をよく意識して非常にまっとうに現場からわかりやすく論じようとする論考が揃っていて、大変優れた本でした。自分の周辺に引き寄せて考えてみると、テレビ番組などのコンテンツを買ったり逆に売って稼いだりする時に、その行為の政治性を意識しているのとしていないのとでは、結果は変わらなくても、自分の行為の意味に自覚的だという点で意識している方がいいに決まってるわけで、状況を俯瞰するそういう眼は常に忘れないようにしようと改めて思いました。それにしても、“日本のアニメ”が世界の市場で売れている状況を、「日本文化」の優秀さの証拠のように語る語り口はいっこうに無くなりませんね。僕は大学の卒論でそういう語り口を批判して、それからもう4年経ってますが、最近『Yu-Gi-Oh! The Movie』がアメリカで公開されてヒットした時のテレビのニュースなどでも全く同じ形式の語りが横行してました。まあそう言いたい気持ちはわかるけども、そういう風に語っちゃうと、まさにそのコンテンツ自体の力とか、コンテンツを流通させるための努力やヒットを生んだ市場の状況などを見ようとしなくなってしまうわけです。そんなに物事は単純ではないはずだから、魅力的な説明に飛びついて思考停止する前にもう少しよく考えてみましょうよ。特にメディア関係の仕事をしている人は。

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2004年09月01日 (水)

本:2004/09/01

<購入>
『週刊少年サンデー』No.40(小学館

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2004年08月30日 (月)

本:2004/08/30

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.40(小学館
『月刊ガンダムエース』10月号(角川書店

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2004年08月25日 (水)

本:2004/08/25

<購入>
『週刊少年サンデー』No.39(小学館
『月刊アフタヌーン』10月号(講談社

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2004年08月24日 (火)

ミュージカル映画(本:2004/08/24)

<読了>
コニー・ウィリス/大森望訳『リメイク』(ハヤカワ文庫SF)

フレッド・アステアとかジーン・ケリーが出演している40年代から50年代のハリウッドでつくられたミュージカル映画というのはほとんどちゃんと観たことが無いんですけど、これ読んで観たくなりました。この辺りの映画って、なんとなく知ってて観たような気になってるけど、実はちゃんと通して観たことがないというのが多いんですよね…。

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2004年08月23日 (月)

本:2004/08/23

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.39(小学館

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2004年08月21日 (土)

本:2004/08/21

<読了>
志村貴子『どうにかなる日々』第1巻, 第2巻(太田出版/F×コミックス)

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2004年08月19日 (木)

本:2004/08/19

<購入>
『週刊少年サンデー』No.38(小学館

<読了>
海瀬壮祐『グレネーダー』第1巻, 第2巻(角川書店/角川コミックス・エース)

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2004年08月16日 (月)

「悪者」の不在 (本:2004/08/16)

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』9.16増刊(『増刊ビッグコミックスピリッツCasual』No.1)(小学館

<読了>
秋山瑞人『イリヤの空、UFOの夏 その4』(電撃文庫)

『イリヤの空、UFOの夏』全4冊読み終わりました。終わらないと思っていた夏・部室・休み時間の教室・学園祭などなどのノスタルジーをかき立てる設定、日常から非日常への不意打ち転換、後半のロードムービー的展開、急速な盛り上がりを見せて悲しくも清々しく終わるクライマックス、どこをとっても非常に面白かったです。印象的だったのは、クライマックスでの主人公の「悪者の不在は、正義の味方の不在より千倍も万倍も悲しかった」という心の声。この作品では全編に渡ってヒロインがとんでもなく理不尽な状態に置かれているわけですが、その究極原因である「敵」(つまり悪者)の正体が一応は明らかになった後なのに主人公はそう思うのです。でも、その「敵」の正体が主人公にとって(そして読者にとっても)全く実感がわかないもので、ひょっとしたら大人(を代表していると思われるあるキャラクター)が言うその「敵」の正体も実は完全なウソなのかも知れない、という状態ではこれは非常に強く響きます。ヒロインが置かれた理不尽な状況とヒロインや主人公に対する理不尽な暴力の原因が、最終的にあまりにもウソっぽいものとして現れ、ヒロインが最後に対峙したはずの「敵」は全く描かれずに終わる。このようにこの作品では「悪者」や「敵」は明らかになったかのように見えて実は不在なわけで、それによって状況や暴力の理不尽さが非常に強く心に残ります。そして、最後に「敵」が描かれない中でヒロインは「自由」になるわけですが、これはやっぱり、悲しくても「悪者」や「敵」から自由になることを肯定的に描いているのだろうと思うし、それは正しいことだろうなと思うわけです。「悪者」とか「敵」じゃなくて、そこには「原因」や「理由」だけがあればいいはずなんですよ、多分。

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2004年08月15日 (日)

本:2004/08/15

<読了>
秋山瑞人『イリヤの空、UFOの夏 その3』(電撃文庫)

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2004年08月14日 (土)

本:2004/08/13

<読了>
秋山瑞人『イリヤの空、UFOの夏 その2』(電撃文庫)

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2004年08月13日 (金)

福島聡 × 森薫 (本:2004/08/12)

<購入>
『月刊コミックビーム』9月号(エンターブレイン

『月刊コミックビーム』は普段はあまり買っていないのですが、今月号には別冊付録として合作読切福島聡 原作/森薫 作画『すみれの花』が付いていたので買ってみました。で、この別冊『すみれの花』は早速読了したのですが、正直いまいち感があります。この2人の組み合わせというのは絶対面白いはずなんですけど、福島聡さんのネームにほぼ忠実に作画しているせいなのか森薫さんの絵に合ったコマ割りのリズムと微妙にズレてる感じがして。福島さんの絵であればこれでいいはずなんですが、森さんの絵であれば多分もう少しいわゆる無駄ゴマが多い方が気持ちいいような気がします。何故そうなのかはちょっと上手く書けないんですけど。ちなみに森薫さんの絵も僕は好きです。特に意地悪く楽しそうに笑った顔の描き方が素晴らしい。

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2004年08月12日 (木)

本:2004/08/11

<購入>
『週刊少年サンデー』No.37(小学館

<読了>
島本和彦『吼えろペン』第12巻(小学館/サンデーGXコミックス)
吉崎観音『ケロロ軍曹』第9巻 ケロロ小隊ピンズ付き特装版(角川書店/角川コミックス・エース)

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2004年08月11日 (水)

本:2004/08/10

<購入>
島本和彦『吼えろペン』第12巻(小学館/サンデーGXコミックス)
吉崎観音『ケロロ軍曹』第9巻 ケロロ小隊ピンズ付き特装版(角川書店/角川コミックス・エース)
『月刊ニュータイプ』9月号(角川書店
『アニメージュ』9月号(徳間書店

<読了>
志村貴子『ラヴ・バズ』第1巻, 第2巻(少年画報社/YKコミックス)

志村貴子さんの絵はマンガの中では今一番好きな絵です。『放浪息子』(エンターブレイン/BEAM COMIX)とかでもそうですけど、子供がすごくかわいい。

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2004年08月10日 (火)

日常性が遠ざかる時(本:2004/08/09)

<読了>
秋山瑞人『イリヤの空、UFOの夏 その1』(電撃文庫)

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.37・38合併号(小学館

というわけで『イリヤの空、UFOの夏』全4冊を読み始めているのですが、非常に描写が具体的なので、駒都えーじさんのイラストの効果もあって、読んでいるとこれがアニメになった時のカットや動き・声がはっきりと思い浮かびます。そしてこの1冊で、頭の中でアニメが3話分ぐらい出来上がります。だから、これをちゃんとアニメにするのは逆に大変かも知れないですね。この原作が既にアニメとしての一つの完成形を見せてしまっているようなものだから。ただ、この「その1」の中で、学校のぬるい日常性が主人公からじわりと遠ざかって行く場面があるんですが、そこの緊迫感の表現は文章ならではで非常に上手だと思いました。秋山瑞人さんはこういう不意打ちのような表現が得意なんでしょうね。今後プロの手でアニメになった時に、その緊迫感がアニメならではの表現で描けていることを期待します。

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2004年08月06日 (金)

語りえないことを語る戦い(本:2004/08/06)

<読了>
山田正紀『神狩り』(ハヤカワ文庫JA)

ヴィトゲンシュタインの『論理哲学論考』で提示されている「語りえないことについては沈黙しなければならない」という命題をモチーフに、“神”という名の超越的存在の影と戦おうとする人間を描いた山田正紀さんのデビュー作。ヴィトゲンシュタインの『論理哲学論考』は、大学の教養課程の“現代哲学”などで簡単に解説を学んだだけで読んだことはありません。だからかなり誤解があるかもしれませんが、「語りえないことについては沈黙しなければならない」という命題は、要するに言語で表せないことというのは語ることができない(トートロジーですけど)から、言語で語れることが取り敢えず人間の「世界」であって、それ以外のことについては途方に暮れるしかない、ということだったような気がします。これはまあ納得できるわけです。しかし、人間とは「論理レベル」が違っていて語りえない存在として“神”を描いているこの『神狩り』では、主人公はその語りえない“神”の論理レベルでの言語である「古代文字」を必死に解読して“神”と戦おうとします。これはつまり、「語りえぬこと」をなんとかして「語りうること」にしようとする戦いであって、この戦いは、近代では哲学ではなく文学(広義)がやってきたことのような気がします。そして特にそういうことをやっているしやれるのは実はSFというジャンルなのではないか。文学のことなど人並み以下にしか知らないんですけど、そういう戦いがもし文学の場にあるのなら、ちょっと見てみたいなと思いました。そんな感想でした。

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2004年08月05日 (木)

本:2004/08/05

<購入> かみむら書店(新高円寺)で
『月刊コミックフラッパー』9月号(メディアファクトリー

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2004年08月04日 (水)

いなくなってしまう悲しさ(本:2004/08/03)

<読了>
秋山瑞人『猫の地球儀 その2 幽の章』(電撃文庫)

この本は朝の通勤途中の電車の中などで読んでいたのですが、「えっ、ウソ…(でもやっぱりね)」みたいな重たい展開があって結構朝からやられました。全体として軽妙な文体でさらっと描かれているので、人が(この本の場合猫ですけど)いなくなってもう会えないということの悲しさや重さに読者は突然向き合わされるわけで、これはとても上手だなと思いました。同じ秋山瑞人さんの、アニメ化も決定していていろんな書評などで絶賛(と言っていいと思いますが)を受けている『イリヤの空、UFOの夏』(電撃文庫)シリーズも実は先月に4冊全部買ってあるのですが、続けて読むのはちょっと気分が沈みそうな気がするので何か別のものを間に挟もうと思います。

ところでさっきまでAFC Asian Cup China 2004の準決勝(中国代表vsイラン代表)をNHK衛星第一テレビで延長戦から見ていたのですが、PK戦まで行って中国代表が勝ちました。ということで決勝は中国代表vs日本代表です。開催国と決勝で試合をして勝つというのは非常に良い経験になると思うので、日本代表には是非快勝して欲しいですね。

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2004年08月02日 (月)

本:2004/08/02

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.36(小学館

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2004年08月01日 (日)

『コミック☆星 新一 空への門』 他 (本:2004/08/01)

<購入> 書原 本店(南阿佐ケ谷)で
『コミック☆星 新一 空への門』(秋田書店
三浦建太郎『ベルセルク』第27巻(白泉社/JETS COMICS)
『S-Fマガジン』9月号(早川書房

『コミック☆星 新一 空への門』は「午後の恐竜」に続く星新一作品のマンガ化作品集第2弾。帯に“大好評をうけて第2弾発売!”と書いてあったのだが、前の「午後の恐竜」ってあんまり本屋で見掛けなかったような。星新一さんのショート・ショートは小学生の頃に読んでたけど、また全部まとめて読んでみたい。『S-Fマガジン』9月号は特集「時空論の彼方に」。まだ読んでないけど、収録されているスティーヴン・W・ホーキングのエッセイのタイトルは「歴史家のために世界の安全を守る『時間順序保護』」ということで、このタイトルを見ただけでこれは読まなければいけないと思いましたよ。なにしろ「世界の安全を守」っちゃうわけだからね。タイムトラベルもののSFは結構好きなので、その元ネタになる理論物理学の話も、あまり難しくないおいしい部分、言うなれば「NHKスペシャル」レベルぐらいの話であればかなり好きです。数学を使った話になってくるともう理解不能だけど。

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2004年07月28日 (水)

台風が… (本:2004/07/28)

<購入>
『週刊少年サンデー』No.35(小学館

あさって30日から3日間大阪に行くのだがその頃ちょうど台風が来てそう。冗談で「台風が来たらどうしよう」とかだいぶ前に言い合ってたんだけど本当にそうなるとは…。

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2004年07月27日 (火)

『気まコン』の終焉 (本:2004/07/26)

<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.35(小学館
『月刊アフタヌーン』9月号(講談社
『月刊ガンダムエース』9月号(角川書店

<読了>
秋山瑞人『猫の地球儀 焔の章』(電撃文庫)

『週刊ビッグコミックスピリッツ』では1981年連載開始のホイチョイ・プロ『気まぐれコンセプト』が今号で連載1000回目。僕が1998年の1月22日に国会図書館で1986年の『スピリッツ』を読んだ時の感想は、“この『気まぐれコンセプト』だけは80年代からずっと変わってないのね(笑)”というもので、つまり、1998年の時点での『気まぐれコンセプト』の面白さというのは、90年代の終わりになっても80年代を演じているというズレによって出てくる批評性にあったわけです。で、そのズレというのは当然自覚的なものだと思っていたのですが、この1000回目では「バブル崩壊を阻止せよ!」という特別篇で結構単純にバブルの時代を懐かしんでしまってて、全然面白くない。ひょっとして今までもただ単に無自覚にズレてしまってただけなのでしょうか…?

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2004年07月25日 (日)

『ライトノベル完全読本』 他 (本:2004/07/25)

<購入> 紀伊國屋書店新宿本店Comic & DVD Forestで
星野之宣『ムーン・ロスト』第1巻、第2巻(講談社/アフタヌーンKCデラックス)
遠藤浩輝『EDEN』第11巻(講談社/アフタヌーンKC)
安彦良和『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』第7巻(角川書店/角川コミックス・エース)
『日経キャラクターズ!』9月号(日経BP社
『ライトノベル完全読本』(日経BP社/日経BPムック)

ついに出ましたね『ライトノベル完全読本』。ライトノベルについての網羅的なナビゲーションと批評の試みは「このライトノベルがすごい!」が既にあったけど、そこはやはり本も出て欲しかったわけです。日経BP社からというのが意外と言えば意外だけど、勢力が拮抗している版元が複数ある状態のライトノベルの場合、全く関係ない出版社が出すのが良かったのかもね。

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2004年07月22日 (木)

『かってに改蔵』最終回 (本:2004/07/22)

<購入>
『週刊少年サンデー』No.34(小学館

久米田康治『かってに改蔵』が最終回。まっとう過ぎる夢オチが気持ち悪い(笑)。単行本になった時にさらにオチがつきそう。

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2004年07月19日 (月)

『イエスタデイをうたって』最終巻 他 (本:2004/07/19)

<購入> 紀伊國屋書店新宿本店Comic & DVD Forestで
冬目景『イエスタデイをうたって』第4巻(集英社/ヤングジャンプコミックスBJ)
野中英次『魁!! クロマティ高校』第10巻(講談社/講談社コミックス)
『ウルトラジャンプ・メガミックス Vol.1』(集英社/ヤングジャンプコミックスUJ)

『イエスタデイをうたって』は完結。『ウルトラジャンプ・メガミックス Vol.1』は『ウルトラジャンプ』作家陣の読みきり集で昨年発売されたものだが、何故か売れ残っていたので村田蓮爾の表紙に魅かれて買ってみた。

<読了>
仲正昌樹『「不自由」論−「何でも自己決定」の限界』(ちくま新書)

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