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2005年02月15日 (火)

現実と虚構 (本:2005/02/15)

<読了>
山田正紀『エイダ』(ハヤカワ文庫JA)

「現実」とは何か、「物語」(虚構)とは何か、ということを主題に展開するSF小説ですが、偶然だと思うんですけど、最近読んだこれこれも近いテーマを扱ってました。その中では、刊行された年が一番早い(1994年)こともあると思いますが、「現実」の捉え方は一番ナイーブな感じです。どれぐらいナイーブかと言うと、『新世紀エヴァンゲリオン』(1995〜1996年)ぐらい、と言えばわかる人はわかるでしょうか。「現実」と「虚構」が互換可能なのではないか、という議論は当時はまだ目新しかったんでしょうね。

投稿者 enyu : 2005年02月15日 23:59

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