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2004年07月27日 (火)
『気まコン』の終焉 (本:2004/07/26)
<購入>
『週刊ビッグコミックスピリッツ』No.35(小学館)
『月刊アフタヌーン』9月号(講談社)
『月刊ガンダムエース』9月号(角川書店)
<読了>
秋山瑞人『猫の地球儀 焔の章』(電撃文庫)
『週刊ビッグコミックスピリッツ』では1981年連載開始のホイチョイ・プロ『気まぐれコンセプト』が今号で連載1000回目。僕が1998年の1月22日に国会図書館で1986年の『スピリッツ』を読んだ時の感想は、“この『気まぐれコンセプト』だけは80年代からずっと変わってないのね(笑)”というもので、つまり、1998年の時点での『気まぐれコンセプト』の面白さというのは、90年代の終わりになっても80年代を演じているというズレによって出てくる批評性にあったわけです。で、そのズレというのは当然自覚的なものだと思っていたのですが、この1000回目では「バブル崩壊を阻止せよ!」という特別篇で結構単純にバブルの時代を懐かしんでしまってて、全然面白くない。ひょっとして今までもただ単に無自覚にズレてしまってただけなのでしょうか…?
投稿者 enyu : 2004年07月27日 00:58
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「気まぐれコンセプト」@ビッグコミックスピリッツイタイよね。あれが目に入ると、バブルの亡霊を未だに背負っちゃってるトレンディ(死語)社員くらい直視出来ない。ホイ... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年01月23日 04:56
コメント
実は『ビッグコミックスピリッツ』は半年ぐらい積ん読状態で『東京エイティーズ』もしばらく読んでないのだが、先週号(No.34)のを読んでみたら(今週は休載なので)なんだか古典的な事態になってますな。やっぱ化石なのかね…。でも結局そういうの好きなので、化石を愛でる感じでスピリッツは買い続けそう。
投稿者 enyu : 2004年07月28日 00:31
そったらこと言ったら、『東京エイティーズ』はどうすりゃいいんだよう。『ビッグコミックスピリッツ』自体が化石みたいなもんだってことにしちゃう?
投稿者 moyu : 2004年07月27日 20:20