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2005年01月26日 (水)

難しい議論 (本:2005/01/26)

<読了>
赤川学『子どもが減って何が悪いか!』(ちくま新書)

<購入>
『週刊少年サンデー』No.9(小学館
『月刊ガンダムエース』3月号(角川書店

赤川学『子どもが減って何が悪いか!』は、ライフスタイルの多様性を確保する「選択の自由」が保障され、公平な「負担の分配」を行う社会制度をつくろうという主張で、そこについては反論するべきところはなく納得です。それで、その結果「子どもの数が少なくなったとしても、それはそれで仕方ないことだ」ということでこの本は終わっているのですが、これはおそらくさらに議論を進める必要があります。それは、「選択の自由」が保障され、公平な「負担の分配」を行う社会制度をつくりながらも、子どもの数を減らさない方法は無いのかというところだと思うのですが、この答えを見つけるのはとても難しいですよね…。具体的にはあえて書きませんけど、倫理的な面で大きな転回が起こらないと難しいんじゃないでしょうか。

投稿者 enyu : 2005年01月26日 23:59

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