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2006年08月27日 (日)
テアトル池袋 LAST ALLNIGHT
<8月26日に観た映画>
『AKIRA』DSR(デジタルサウンドリニューアル)版(テアトル池袋)
『老人Z』HDマスター版(テアトル池袋)
『東京ゴッドファーザーズ』(テアトル池袋)
8月いっぱいで閉館してしまうテアトル池袋での最後のオールナイトイベント、「テアトル池袋 LAST ALLNIGHT」に行って来ました。26日夜から翌朝にかけて行われたのですが、上記の映画3本の上映の他、合間にはプロダクション I.Gの4作品(『xxxHOLiC』、『シュヴァリエ』、『精霊の守り人』、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』)のプロモーション映像上映や、55名にDVDやポスターなどが当たるプレゼント抽選会、「予告編大会」と題した映画予告編(『老人Z』、『MEMORIES』、『人狼 JIN-ROH』、『イノセンス』、『立喰師列伝』、『雲のむこう、約束の場所』、『メトロポリス』、『茄子 アンダルシアの夏』、『東京ゴッドファーザーズ』、『時をかける少女』、『ゲド戦記』、『パプリカ』)の上映、さらに『千年女優』と『パプリカ』の本編からの一部映像の上映(これはひどい編集の仕方でしたが)があって、かなり盛りだくさんでした。客層は思っていたよりも若めで、20代ぐらいの人がほとんど。カップルや女性だけで来ている人たちもかなりいて、少し意外でしたね。162席は完全に埋まって、特別に少し椅子を出してました。昔(1998年4月24日)テアトル新宿でのアニメ映画のオールナイトに行った時には客がほとんどいなかったのに比べるとほんとに大盛況です。まあイベントの内容が全然違うので当然か。来場者全員プレゼントとして、『老人Z』のB全ポスター2枚などが配られましたが、1991年の映画のB全ポスターがこんなに残っているということが驚き。『老人Z』は東京テアトルの出資作品なので、きっと社内で眠ってたんでしょうね。
『AKIRA』と『老人Z』は、どちらもDLP上映で、音声は5.1chサラウンドという、マスターの質を最高に引き出した形での上映でした。『AKIRA』のサウンドリニューアル版は、DVDは持ってますが、2002年にこの劇場で上映されていた時には観に行けずに終わっていたので、今回最高の環境で観ることができて本当に良かったです。その環境のおかげなのか、1988年の劇場公開時(当時10歳でした)に観に行ってから今まで何回も観て来た中で、今回初めて全てが腑に落ちる感じで観られました。理解するのに時間かかり過ぎですね。
しかしテアトル池袋が無くなってしまうのは本当に残念です。1980年の開館後、少しの間アニメ映画専門館だった時期もあったそうで、当時のアニメ雑誌でそのことを読んで“東京にはそんな映画館があるんだ…”と思った記憶があります。こういう企画性のある劇場こそ残っていて欲しいんですけどね…。良い映画館でした。その精神が受け継がれていくことを願いつつ。
投稿者 enyu : 23:35 | コメント (0) | トラックバック
2006年08月15日 (火)
『ゲド戦記』原作者ル=グウィン氏による酷評
ついに『ゲド戦記』著者アーシュラ・K・ル=グウィンさんによる今回の映画についてのコメントが出ましたね。僕はまだ映画『ゲド戦記』を観ていないので内容については何とも言えないのですが、これだけ(主にネット上で)悪評が流れていると、ル=グウィンさんが映画についてどう思っているのかが気になるところだったので非常にタイムリーです。
■Ursula K. Le Guin: Gedo Senki, a First Response
このコメントでは、宮崎駿氏が制作に関わっていないことへの強い憤りと、映画の内容への不満(と言うより非難)がいくつか述べられています。申し訳程度に動物の描写について誉めているのが、逆にそこしか誉める所が見つからなかったということを物語っていて悲しいですね…。
さらに悲しいのは、この酷評が公にされてしまった理由が、
I did not realise that I was speaking to anyone but him and the few people around us. I would have preferred that a private reply to a private question not be made public. I mention it here only because Mr Goro has mentioned it in his blog.
ということで、ル=グウィンさんのプライベートな場でのコメントを宮崎吾朗監督が勝手に自分のブログに書いてしまったことにあるらしいということです。なんなのですかこの幼稚な行き違いは。
まあそれでも観には行くつもりですけど。原作は1月に1冊目を読んでから結局読み進めていなかったのですが、映画を観る前に読んでおいた方が良さそうですね。
投稿者 enyu : 02:23 | コメント (0) | トラックバック
2006年08月08日 (火)
今見ているアニメは毎週37本
今年度2クール目のアニメ新番組を3週間遅れぐらいで一通り見終わったので、今見ている(+見るつもりの)アニメを自分での整理用にまとめました。[新]と付いているのが、4月にまとめた時以降に始まった新番組です。
<日曜日>
『ARIA The NATURAL』(テレビ東京)
『スクールランブル二学期』(テレビ東京)
『ゼロの使い魔』(tvk)[新]
『うたわれるもの』(tvk)
<月曜日>
『シムーン』(テレビ東京)
『N・H・Kにようこそ!』(tvk)[新]
『ストロベリー・パニック』(tvk)
<火曜日>
『桜蘭高校ホスト部』(日本テレビ)
『エンジェル・ハート』(日本テレビ)
『ガラスの艦隊』(テレビ朝日)
<水曜日>
『NANA』(日本テレビ)
『イノセント・ヴィーナス』(WOWOW)[新]
『いぬかみっ!』(テレビ東京)
『.hack//Roots』(テレビ東京)
<木曜日>
『機神咆吼デモンベイン』(WOWOW)[新](5月から)
『ザ・サード〜蒼い瞳の少女〜』(WOWOW)
『ハチミツとクローバーII』(フジテレビ)[新]
『xxxHOLiC』(TBS)
『ああっ女神さまっ それぞれの翼』(TBS)
『貧乏姉妹物語』(テレビ朝日)[新]
『神様家族』(アニマックス)[新](5月から)
<金曜日>
『ケロロ軍曹』(テレビ東京)
『ゼーガペイン』(BSジャパン)
『ウィッチブレイド』(TBS)
<土曜日>
『風人物語』(NHK衛星第二テレビ)[新](6月から。2004年の作品)
『機動警察パトレイバー』(NHK衛星第二テレビ)(1989年〜1990年の作品)
『彩雲国物語』(NHK衛星第二テレビ)
『BLOOD+』(TBS)
『ツバサ・クロニクル 第2シリーズ』(NHK教育テレビ)
『シュヴァリエ』(WOWOW)[新](8月19日から)
『少女チャングムの夢』(NHK総合テレビ)
『ケモノヅメ』(WOWOW)[新]
『となグラ!』(tvk)[新]
『ひぐらしのなく頃に』(tvk)
『コヨーテラグタイムショー』(tvk)[新]
『ちょこッとSister』(キッズステーション)[新]
『僕等がいた』(キッズステーション)[新]
ということで毎週37本です。春の新番組はもともと2クールのものが多かったのと、このリストには載せていませんが、第1話を見て見るのをやめた新番組が今回は4本ほどあったので、今クールは新番組の割合が少なくなりました。全部何かしら理由があって見ているのですが、前クールからの継続番組も含めて特に楽しみにしているのは、『うたわれるもの』、『シムーン』、『N・H・Kにようこそ!』、『桜蘭高校ホスト部』、『いぬかみっ!』、『ザ・サード〜蒼い瞳の少女〜』、『ハチミツとクローバーII』、『xxxHOLiC』、『神様家族』、『ゼーガペイン』、『ウィッチブレイド』、『BLOOD+』、『シュヴァリエ』、『僕等がいた』といったところです(他のも楽しんでないわけじゃないですよ、念のため)。