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2004年12月19日 (日)

最終話2つ:成長物語と百合もの (アニメ:2004/12/18)

<12月18日に見たアニメ>録画して見たものも含め見た順に並んでます
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』第9話TBS:12月11日)
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』第10話TBS:12月18日)
『うた∽かた』第12話(最終話)tvk:12月18日)
『神無月の巫女』第12話(最終話)tvk:12月18日)
『学園アリス』第7話NHK衛星第二テレビ:12月11日)
『ケロロ軍曹』第37話テレビ東京:12月11日)
『げんしけん』第9話キッズステーション:12月12日)

『うた∽かた』『神無月の巫女』が最終話でした。『うた∽かた』の方では、この最終話で14歳の主人公が「人類」(=社会)と「自分」のどちらかを選ぶことを迫られます。「社会」と「自分」が二者択一の選択肢になってしまうというのは、周囲の人々と変わっていく自分との折り合いに悩みがちな14歳ぐらいの思春期の子供にはありそうな話で、最終話でこの選択について主人公に答えを出させるというのは、ひと夏の成長を描く寓話としてよくできた構成でした。『神無月の巫女』の方は、「普通の」(ヘテロセクシャルの)恋愛ものとして回収できる構造を持っていながら(ヒロインの相手となる男がいる)、女性同士の恋愛を描くいわゆる百合ものとして完全に突き抜けちゃってたのでちょっとびっくりです。テレビアニメでこういうストーリーを制作側が選択するほど、百合ものを受け入れる土壌が育って来ているということなんでしょうかね。あと『げんしけん』第9話は斑目役の檜山修之さんの独り芝居で非常に面白かったです。

投稿者 enyu : 2004年12月19日 01:40

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